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【図解】記事メディアをデータドリブンで改善する時の考え方をまとめてみた

Last updated at Posted at 2018-07-29

この記事について

WEBメディア(キュレーションメディア/オウンドメディアなど)をグロースする際は、データを活用した改善を行う事が有効に機能するケースが多くあります。

但し、正しい方法を知らないと、逆に誤った指標を良くする所に時間を使い過ぎてしまったり、部分最適に陥ってサービス全体をグロースできないという事態に陥ります。

本記事では、【記事メディア改善にデータを活用する方法】についてある程度、汎用性を持たせた形で解説します!小難しい話は含めていないので、ざっくりと分かるはず。

対象読者

  • GoogleAnalyticsは取り敢えず埋まっているけど、改善への活用方法で悩んでいる方
  • KGI・KPIなどメディアの目標設定でつまづいている方

概念編〜データ・分析の役割・限界を理解する〜

そもそも ”データ分析”って何するもの?

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  • 記事メディアの改善という文脈では、行った施策の評価を行う1つのツールである。位の割り切り具合で考えます。重要なのは、Actionのみで、得た知見を元にどれだけ実際の改善施策を実施できたかが重要!

  • 現状把握用途で、行う日次や週次のレポートも、あくまで目標と現実のギャップを明らかにし、何らかの対応策をActionするために作成している意識が肝心なのでは!

メディアのデータ活用ステップ

スクリーンショット 2018-07-29 16.46.04.png

  • 1.安定して記事をデリバリーできる体力がある
  • 2.記事供給の体制がある上で、目指すべき目標が決まっている
  • 3.データを有効に活用できるステップ

メディアのカイゼンは2つに分けて考える

スクリーンショット 2018-07-29 16.05.36.png

  • 大きく分けると①記事コンテンツ自体の改善 と ②メディア全体での改善 の2つに分かれるので、どちらかに偏っていないか、バランスを取りながら、改善を行う。
    • ①記事コンテンツ自体の改善
      • 例)
        • 適切なSEOキーワードの使い方
        • 読了率の高くなる文字量構成
        • SNSシェア率の高いアイキャッチ画像の探求
        • ページングの有無 ...etc
    • ②メディア全体での改善
      • 例)
      • 記事本数
      • CVボタンのデザイン調整
      • 回遊性向上のためのサイトデザイン
      • シェアボタンのスタイル ...etc

KGIとKPIの関係性

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  • そもそもの実現したい事があり、それが数値(KGI)に落ちる。KGIは実際の現場ではあまり意識することはなく、KPIを目標にゴリゴリ改善をすることで、結果的に達成される関係性。

  • KGIが決まれば、ウォッチすべきKPIはほぼ自動的に決まるので、まずはKGIを定める事が重要。

    • (例)ページビューをKGIとした場合のKPI候補
      • 各種SNSからの流入数
      • SEO流入数
      • 他記事からの回遊流入量
  • 各指標毎にPDCAが紐づいていて、それぞれを改善していくようなイメージ

実践編〜カイゼンサイクルはどうやって回す?〜

仮にFBページのいいねをカイゼンしようとしてみる

スクリーンショット 2018-07-29 16.07.48.png

カイゼン量=サイクル数*カイゼン率

スクリーンショット 2018-07-29 16.07.57.png

  • 改善を最速で回していくためには。とにかく数をこなして、打席に立つ事が重要。打率5割で1回施策を打つ<打率1割で5回施策を打つ。スピード感を保ちつつ、施策の数でリテラシーを上げながら、クオリティを高めていく

  • KPIの絶対値だけでは、良いかどうか分からない。前提条件が揃っている、どうメディア内の別記事を参考に、アップダウンを決めるのがおすすめ。もしくは、Google OptimizeなどのABテストツールを併用する事で、スピードを高める事ができる。

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