gcp

ゲームサーバ用途でAWSとGCPを比較してみました。

はじめに

ゲームサーバとして使う事を念頭に、AWSとGCPを比較いたしました。
かなり主観がはいっています。

価格面

東京リージョンにて、一番使われるスペックで価格を比較しました。

2Core は AWS「t2.large」と GCE「n1-standard-2」で比較
4Core は AWS「t2.xlarge」と GCE「n1-standard-4」で比較

1ヶ月料金

spec EC2 GCE
2CORE / 7.5GB $89.02 $62.34
4CORE / 15GB $178.03 $124.68

1年リザーブド

spec EC2 GCE
2CORE / 7.5GB $672 $672
4CORE / 15GB $1343 $1345

3年リザーブド

spec EC2 GCE
2CORE / 7.5GB $1374 $1441
4CORE / 15GB $2748 $2882

オンデマンドでは、GCEが 30% ほど安い
1年リザーブドでは、EC2 / GCE ともほぼ同じ
3年リザーブドでは、EC2が 5%ほど安い

ただ3年リザーブドは、値下げが結構な頻度で行われることを考えると、
そこまでのメリットはないと思われます。

またゲーム用途に限定すると、サービス終了時のタイミングによっては無駄なサーバ費用が発生するため、
柔軟性のあるオンデマンド料金の安いGCEのほうがメリットありと感じます。

安定性

AWSは、たまにシステムの更新によるサーバの再起動が必要となります。
一方GCEはライブマイグレーションがあるため、基本的にはサービスに影響を与えることはありません。

ネットワーク

GCPは、ネットワーク周りに強みがあります。

GCPはデータセンター間が高速なプライベートネットワークで結ばれており、
同じIPに対する接続に対しても接続元の地域によって近いデータセンターにアクセスされる
仕組みがあったり、ほとんどの通信業者からgoogleへのホップ数は小さい事からレイテンシ面に優位性があります。

提供サービス

AWS最大メリットは、提供サービスの多さでしょうか。
たとえばマネージドなOracleサーバはGCPでは提供されません。
ただ、ゲーム用途として考えると余り関係のないように感じます。

品質

Googleはインスタンス毎の性能のバラツキが小さいと言われています。

AWSはインスタンス間のバラツキが大きくガチャと呼ばれていた経緯があります。
現在はそうでないかもしれませんが、体感的に同じインスタンスで同じ事を行っても
終了までの時間にバラツキがみられます。

総括

ゲーム用途に限定すると、AWSが提供するサービスよりも、
GCPの価格的メリットとネットワーク関連のメリットの方が大きいと感じます。