pyenv+pyenv-virtualenv環境で自動でvirtualenv環境を読み込む

やりたいこと

pythonをpyenv + pyenv-virtualenv環境で利用している方向けです。
ディレクトリを移動した際に自動で.python-versionを読み込みactivateしたい。

理由は、

cd ~/foo
pyenv activate foo

cd ~
pyenv deactivate

とactivateとdeactivateをいちいち行うのがめんどうくさため。

direnvを利用していればeval "$(direnv hook bash)"を
~/.bashrcなどに下記の通り記載していればcdするごとに
hookしてくれているみたいなので、direnvを利用しなくてもできるはず。
少し調べてやってみれば簡単にできたので、備忘も兼ねて久々に投稿
（direnv使えばいいのかもしれないけど、個人的になんかなじめなかった）

訂正：
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
と、~/.bash_profileに記載されていれば自動で切り替わる...
上記、記載していたつもりであるが、記載位置が悪かったのか環境が切り替わらなかったことがあった...

設定

pyenvとpyenv-virtualenv環境の設定がされていることを前提としています。
その上で.bash_profileなどに下記を.bash_profileに追記してください

cd(){
    now_path=`pwd`
    now_pyenv_filepath=$now_path/.python-version
    if [ -e ${now_pyenv_filepath} ];then
        now_pyenv=`cat ${now_pyenv_filepath}`
        pyenv deactivate
    fi

    new_pyenv_filepath=$1/.python-version

    if [ -e ${new_pyenv_filepath} ];then
        local_env=`cat ${new_pyenv_filepath}`
        pyenv activate ${local_env}
    fi

    builtin cd "$1"
}

上記を記載した上で、source .bash_profileと読み込みなおせば
自動でdeactivateとactivateしてくれます。

一番最初に現在の場所をpwdで読み込み
そこに.python-versionがあればdeactivateするのが前半部分

さらに移動先のフォルダに.python-versionがあれば
それを読み込みactivateし、最後にビルトインされているcdを読み込み
移動をしています。

bulitin hoge でビルトインされているコマンド呼び出せるのしらんかった。

参考

shell hookとかでぐぐった下記を参考にしました。
- https://unix.stackexchange.com/questions/170279/can-i-hook-into-the-cd-command