底辺からの出発
こんにちは、kokurenと申します。
私事で恐縮なのですが、2026年2月7,8日に開催される、第120回医師国家試験というイベントに参加することが決定いたしました。
私は現在、とある医学部の8年目6年生であり、成績はドベのドベです。
私が5月末ごろに受けたメディックメディアのプレ模試の結果は以下になります。
偏差値30台ってあり得るんだ。
ちなみに必修というのが80%取れないとその時点で落ちるらしいです(最近知った)。
この時期からほとんど何も勉強することなく、バイトをしたりAIを触ったりイベントに出たり、新しいPCを買ってきゃっきゃうふふとしていたら、あと3か月を切ってしまいました👹。
この間、大学での模試もあったのですが、任意だったので受けず、第一回メディックメディア模試もあったはずなのですが、受ける意味がなさそうだったので受けませんでした。
就活もあまりやる気が出ず、唯一受けたところはアンマッチで、二次募集でなんとか自大学病院に拾ってもらう形になりましたが、一般的に初期研修先として大学病院を選ぶのは悪手とされています。
そしてつい先日、Post-CC OSCEという、大学を卒業するための最後の実技の試験、簡単に説明すると高度なお医者さんごっこなのですが、それも落ちました。(再試験があるので即留年ではありません。)
Doctor or Die?
なぜこんな状況なのかという説明をするためには、私自身の生い立ちを説明せねばなりません。まずそもそも、この8年間の大学生活およびそれまでに至る受験期間の中で、私が医師になりたいと思ったことがほとんどないのです。単純な内発的動機づけの欠落が1点目です。
自分のことながら言い方が悪いのですが、所謂「受験勉強の才能があったから医学部に入ったやつ」であって、「医療に対する適正のある人間」だとは微塵も思えません。
医学部に入った理由は、地元を出ることと医学部以外の学部に入ることを親に許してもらえなかったこと、あとはちょっと生命科学に興味があったこと、それだけです。(実は本当は農学部に行ってみたかったです。また、親が医者とかではありません。)
2点目として、私自身の基礎疾患の問題があります。
大学1年次に双極性障害を発症し休学、5年次に当時付き合っていた彼女に振られてコントロール不良になり休学、と二回休学をしており、2年も余分に大学生活を送るはめになったのにはこういったわけがあります。
休学をした際に行った知能検査で各種指標の凹凸が認められ、ASDの診断を受けました。一時期はアトモキセチンなども服用していたことがあり、ADHDの気質もあると考えられます。
このためなのか、元来の性格によるものなのかはわからないのですが、自分の興味関心外のものに対する集中力が著しく低い、ギリギリに追い込まれるまで全く火がつかない、という個人的な性質があります。
双極性障害に関しては一時期は閉鎖病棟、その中でもPICUと呼ばれる留置所みたいなところに拘束されていた時期もあり、本来は私自身が医療や福祉の支援を受けるべき人間であるのかもしれません。
しかし、私はもう25歳で正直若いと言える年齢ではありません。
どちらにせよ、窓際でもなんでも頑張って医師になって生きながらえるか、障碍者年金などをもらって福祉に頼って生きながらえるかの2択しかありません。
AI関係なくない?
これがあるんです。前の話と繋がるのです。
私が20歳前後のころ、2020年ごろでしょうか。
どうにかして医者にはならずに生きていけないかを模索していた当時の私は、あろうことかイラストに目を付けました。
「エロCG集を描いてdlsiteで売ったら食っていけるのではないか」
ニート気質のオタクなら誰しもが考えたことがあるでしょう。
私はこのころから、趣味でイラストを描くようになりました。
実際にCG集を作って売ったこともあるのですが、素人の手習い程度の画力では雀の涙ほどしか収入を得られず、早々に夢は潰えることになるのですが、趣味としてのイラストはたまに描いていました。
ある時たまたま、OpenAIのDALLE2というものでイラストを生成できると知りました。
その後、midjourneyというサービスが開始され、これまたイラストが生成できると知り驚きました。
そして2022年の11月、NovelAI、黒船来航です。
ところどころ破綻はあったものの、自分が描くよりも明らかに高速で画像が生成される様子に圧倒され、何かを感じた私はそこからどっぷりと生成AI沼にハマることになります。
当時はグラフィックボードなんて持っていなかったので、公開されたばかりのChatGPTにLinuxコマンドを聞きながら、GPUインスタンスを借りて画像生成を行っていました。
大学でもIT関係のサークルに出入りするようになり、いつの間にか画像だけでなく音声やLLMの方にも興味を持ち出し、電子ごみを作っては投げ作っては投げを繰り返しているうちに、生成AI関係のイベントに誘われて参加したりもするようになりました。
なぜだかこの数年間で、医学以外の謎のスキルセットが発達していきました。
きっと僕がこうやって遊んでいた間にも、他の医学生たちは医師を志して動画講義や参考書に取り組んでいたのでしょう。
その結果が最初の模試結果ということなのでしょう。
なぜ国家試験を受けるか
正直、医者になりたいとは今でもあまり思っていません。そもそも興味も適正もないと思っているからです。実際に初期研修で働きだしたらまた変わるかもしれませんが、大学病院なので学生の延長になりかねない気もしています。
ですが、なんとなく医療AIやDXの領域に携われたらいいなという感覚はあります。というかそういう研究開発はめっちゃ興味があります。むしろAIXを「加速」させて医師の仕事を終わらせたいです。
というかぶっちゃけ、僕が何かしなくても肌感覚としてそのうち働き方や制度がだいぶ変わるのだろうとも思っています。
それが何年後か、何十年後かはわかりませんが、少なくとも一世紀以内ではあり、少しでも加速させるための何かができたら楽しそうというワクワクを感じています。そのためには最低でもMD(メディカルドクター)にはなっておかないとなとも思います。
というのが半分本音半分建前で、今付き合っている彼女に国家試験に落ちたら別れると言われたからです。これは割と困ります。
ただし、ここまでの理由はどちらかといえば外発的動機づけです。
ここからが今回のアドカレ企画についての真の話になります。
前置きが長い。
生成AIの力で医師国家試験に合格したい
はい、本題です。
医者になりたいとはそこまで思っていないけど、医師免許はとらねばならない。
しかし、成績は最底辺で時間もない。
この状況で私を突き動かす内発的動機はただ一つ。
生成AIを駆使して短期間で医師国家試験に合格できるかの仮説検証です。
私は勉強自体はそんなに得意ではないのですが、勉強のワークフローや教材作成などは割と好きなのです。
実は、医学の勉強自体はしていなかったものの、どうしたら勉強を効率化できるかや、生成AIを活用した教材の作成などの探求はちょこちょことやっておりました。
医学部でよく言われる言葉の中に、以下のようなものがあります。
「みんなと同じことをすれば受かる。」
とてもつまらない話ですが、ある種の真実を表しています。
しかし医師国家試験まであと3か月もないので、みんなと同じことをしているだけの余裕もありません。
ということでAIを使いながら色々やってみよう!というのが今回のアドカレ企画です。
企画の都合上、11月からスタートし、2月の国家試験まで続きます。
(編集機能で最後まで更新しようと思います。)
具体的に作成した教材や、考えている勉強法などについては次回以降の記事を参考にしてください。
それでは。