こんにちは、@koga1020です。ついに2018年も今日含めてあと3日で終わりますね。
今年は福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」にてもくもく会の運営を行いました。振り返りに適した年末なので、どう運営を行ってきたのか、振り返ってみました。何かのコミュニティのもくもく会を始めたい方の参考になればと思います。
もくもく会とは
念の為説明しておくと、もくもく会とは参加した人が各自調べ物をして、手を動かして、、というのを「黙々と」やるイベントです。
ハンズオンやセミナーとの違いは以下記事を参照すると良いと思います。
fukuoka.exのもくもく会
どんな感じでやっているかは、一度イベントページを見ていただくのが早いと思うので、直近のイベントページを貼っておきます。
fukuoka.ex#18:Elixir/Phoenixもくもく会~入門もあるよ(19:00〜)
上記ページのようなイベントを、およそ月1回の頻度で開催しています。
fukuoka.exもくもく会では、以下のような取り組みを行いました。
- もくもくすることの共有
- zoomでのリモート参加
- 初心者と経験者の2トラック制
- zoom画面共有を利用した、経験者による発表
順に説明します。
もくもくすることの共有
運営側で以下のようなGoogleスプレッドシートを用意し、
- 参加者のやること
- もくもく会で参照したページなどのメモ
- 会の感想
を収集しています。
このシートを作るために、connpassのイベントページをスクレイピングして、参加者名の一覧をテキストで取得するスクリプトを自作して運用しています。
zoomでのリモート参加
zoomというビデオ会議のツールを利用し、当日会場に来れない方でも自宅やカフェからもくもく会から参加できるような仕組みを用意しています。
zoomはPCにアプリさえ入れておけば、URLを共有するだけでビデオ会議をつなぐことができます。
もくもく会はconnpassから参加受付をしているので、connpassでのメッセージを通じてzoomのURLを配布し、当日利用してもらう流れで運営を行っています。
東京や高知から参加してくださる方もいらっしゃり、嬉しい限りです!
「初心者トラック」と「経験者トラック」の2トラック制
connpassの参加申込の段階で、
- 入門者トラック
- 経験者トラック
と入り口を分けています。
入門者トラックの方はfukuoka.ex代表の @piacere_ex が用意したElixir/Phoenix入門記事をやってもらい、経験者トラックの方は自由にもくもくしてもらう流れで進めています。
「とりあえず入門者コースでもくもくしに行ってみるか」という方もいらっしゃるので、入門者にコンテンツを用意しているのは大きな特徴かなと思っています。
zoom画面共有を利用した、経験者による発表
「経験者トラック」で参加された方には、知見の共有を目的に、もくもく会で取り組んだ内容を共有してもらう時間を設けています。
経験者全員がPCにプロジェクターにつないで発表して、、というのを順番に回すのは大変なので、zoomの画面共有を活用しています。
- 経験者コースの方には会場参加の方でもzoomをインストールしてもらい、
- zoomの画面共有を利用して、書いたコードやコンソールを説明し、
- また次の方が画面共有をして説明に入る
といったやり方で経験者による発表を進めています。
リモートの方でも発表を聞けるし、会場でもスムーズに発表を進めることができるので、このやり方は導入して良かったなと思っています。
今後の課題
運営をしていく中で、参加者がやったことの収集がまだ弱いなと感じています。
- ハマりどころ
- 参考にして良かった記事
などは知見の塊なので、さらに収集を重ねて、コミュニティの知見に昇華していけたらなと常々感じています。
もくもく会を通して、入門者コースの人が爆速で経験者コースに移っていけるような会を作っていけたらなと考えています。
まとめ
- 「他にもこんなことやると良いかもよ」というアイデアがある方、ぜひコメントお待ちしております
- 来年もぼちぼちと開催していく予定なので、ぜひ現地でもリモートでもご参加お待ちしております↓↓