こんにちは。
プログラムで、物理量、数値、単位の関係(書き方)をどう定めるか考えてみました。
ISO および SI の考え方の原則(下記)に従うことにすると、
- 物理量 = 数値 × 単位
- 物理量変数の値は MKSA 系および radian
プログラムの書き方はこんな具合です1。
DEGREE = PI/180 # 単位定義
KM_PER_HOUR = 1000/3600 # 単位定義
angle_rectangular = 90 * DEGREE
velocity_sonic = 1225 * KM_PER_HOUR
print(angle/DEGREE, "degree")
print(velocity/KM_PER_HOUR, "km/h")
ただしデメリットとして、例えばangle
の値をデバッグで見たい場合に、そのままでは radian 単位の値です。分かりやすくするためには例えばangle/DEGREE
の値(degree 単位)を見る必要があります。
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Mathematica はこの流儀です。 ↩