ターゲット
この記事の内容はこんな人がターゲット
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gibo
(.gitignore
を作るソフトウェア) を使っていて -
pyenv
(Python の複数の環境・複数バージョンを管理するソフトウェア) を使っていて - Python 環境の Git リポジトリを持っていて
- 今までわざわざ人力で
.python-version
を.gitignore
に追記していた
ような人 (主に私)
本題
Python の複数の環境・複数バージョンを管理するときに pyenv を使う方も多いと思う。
そのディレクトリでどの Python 環境を使うかを pyenv に伝えるには、 .python-version
というファイルを使う (pyenv local
コマンドがこれを作る。)
このため、私は今まで Git リポジトリから環境依存の .python-version を除外をする .gitignore
を生成するために、
$ gibo Python > .gitignore
$ echo '.python-version' >> .gitignore
などと実行していた。
しかし、 2016 年 1 月 28 日ごろ github/gitignore (gibo が参照している) に .python-version
も無視するプルリクエストがマージされた。
https://github.com/github/gitignore/pull/1801
https://github.com/github/gitignore/commit/76b87217c836fa814e22763dc6b12b09ab86513a
おかげで、
$ gibo Python > .gitignore
だけで済むようになった。
gibo のアップデート
なお、もちろん gibo
が参照する gitignore ボイラープレートが該当の commit がマージされた以降のものに更新されている必要がある。
$ gibo --update
で最新化できる。