vCenter Server 6はブラウザでインストール
業務で複数のESXiサーバを管理するvCenterサーバの6を入れる機会があったのですが、5以前と違って、ブラウザ画面上だけでサーバのOSから何から入れてしまえるというところにカルチャーショックを受けたので、メモ。
因みに関係者にvCenterサーバをOSインストールから全部ブラウザで出来る様になったと言っても、意味が分からないと言われました(笑)
今回の前提条件
- 既に構築済のESXiサーバがある。
- アプライアンス版(SUSELinuxベース)を選択しても良い。
今までと比較したメリット
- 高額なWindowsServerライセンス料が不要
- ブラウザ経由でインストールできるので簡単
今までと比較したデメリット
- 特に思いつきません(笑)
Ver6のインストール方法の概要
- インストーラのISOをマウントすると、vcsaというフォルダがあるので、その中の「VMware-ClientIntegrationPlugin-6.0.0.exe」を実行してブラウザ用のプラグインをインストール。
- ルートフォルダにある「vcsa-setup.html」をブラウザで開く。
- ブラウザでインストーラ画面が表示されるので、後は今までと同じく必要事項を入力して進めるだけ。PSCを組み込みにするか外部にするか、という点が今までに無かったですが、1台のvCenterしか構築しないなら組み込みでOKです。
- インストールが終わったらvSphereクライアントで接続可能となりますが、クライアントもブラウザです。URLが表示されるので、そこからIDとパスワードを入れるとブラウザで見慣れたクライアントに似た画面が表示されます。
雑感
最近は何でもブラウザでできてしまうようになっていて凄いですね。
そういえば、物理サーバのインストールさえも、ブラウザでOSインストール前のサーバにアクセスして出来るようになってますよね。
あらゆる事が全てブラウザだけで実現してしまう時代が来てもおかしくなさそうです。