目的
vim7.3にしたい。
MacVimやGvimで、OS上のアプリを利用してる場合は問題ないが
自分の場合はリモートサーバー上で作業することが多いので
ソースインストールする、はらをくくるしかない。
また色々と便利なUNDO管理プラグインである
Gundo.vimを利用する為には、Python2.4のパスつきで
コンパイルされている必要がある。
ネット上をあさっても方法が見当たらなかったので
今回おこなった対応をまとめておく
インストールディレクトリを決める。
自分の環境では、~/local/bin/vim をviのエイリアスにしているので
~/local/src/以下にインストールする。
もちろんVPSなり専用サーバーをもっているのであれば/usr/local/以下でも問題ない。
/usr/local/以下としたければ、~/local/を/usr/local/に適時読み替え
以下のように.zshrcでエイリアスを切っている
$ vi .zshrc
--------------------------------
alias vi="$HOME/local/bin/vim"
--------------------------------
vimの最新バージョンを確認する
バージョンとパッチファイルは最新のものを公式サイトで確認する。
ソースファイル
パッチファイル
パッチ番号も確認する。※今回は780とする。
必要なライブラリをインストールしておく。
既にインストール済みのものであれば無視
Pythonは2.4以上のものであることを確認する。
違う場合はソースからでもインストールしてください。
$ sudo yum install wget
$ sudo yum install ncurses-devel
$ sudo yum install patch
$ sudo yum install make
$ sudo yum install gcc
$ sudo yum install python
$ sudo yum install python-devel
インストール後、Pythonのコンフィグディレクトリがどこにあるか確認しておく。
自分の環境では、/usr/lib64/python2.6/configだった。
このあたりはインストール方法とサーバーによって違う。
wgetでソースを入手して解凍する。
$ cd ~/local/src/
$ wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2
$ tar xjvf vim-7.3.tar.bz2
解凍したディレクトリでパッチをあてる。
$ cd vim73
$ mkdir patches
$ cd patches
$ curl -O 'http://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.[001-780]'
* ダウンロード完了までしばらく待つ
$ cd ../
$ cat patches/* | patch -p0
インストール
configureの設定としてPythonの指定。
またインストールディレクトリをユーザーの~/local/bin/以下とするため
ディレクトリを指定する。
$ ./configure --with-features=huge --enable-pythoninterp --with-python-config-dir=/usr/lib64/python2.6/config --enable-fail-if-missing --prefix=/home/i3pinet/local --enable-multibyte --disable-selinux
$ make
$ make install
確認する
viを立ち上げて、バージョンが7.3であることを確認する。
またGundo.vimが有効になっているか会わせて確認する。
プラグインのインストールはされていることを前提とする。
$ vi
-> バージョンが7.3であること
viでGundoを確認してみる
$ vi sample.txt
* 何か適当に書いてみる。
:GundoToggle
-> quickfixでGundo表示がされていること
vimに登録しているプラグインは気が向いたらまとめます