6
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

vim7.3(+python2.4)をソースからインストール(Gundo.vimに対応)

Last updated at Posted at 2013-07-01

目的

vim7.3にしたい。
MacVimやGvimで、OS上のアプリを利用してる場合は問題ないが
自分の場合はリモートサーバー上で作業することが多いので
ソースインストールする、はらをくくるしかない。
また色々と便利なUNDO管理プラグインである
Gundo.vimを利用する為には、Python2.4のパスつきで
コンパイルされている必要がある。
ネット上をあさっても方法が見当たらなかったので
今回おこなった対応をまとめておく

インストールディレクトリを決める。

自分の環境では、~/local/bin/vim をviのエイリアスにしているので
~/local/src/以下にインストールする。
もちろんVPSなり専用サーバーをもっているのであれば/usr/local/以下でも問題ない。
/usr/local/以下としたければ、~/local/を/usr/local/に適時読み替え
以下のように.zshrcでエイリアスを切っている


$ vi .zshrc
--------------------------------

alias vi="$HOME/local/bin/vim"

--------------------------------

vimの最新バージョンを確認する

バージョンとパッチファイルは最新のものを公式サイトで確認する。
ソースファイル
パッチファイル
パッチ番号も確認する。※今回は780とする。

必要なライブラリをインストールしておく。

既にインストール済みのものであれば無視
Pythonは2.4以上のものであることを確認する。
違う場合はソースからでもインストールしてください。


$ sudo yum install wget
$ sudo yum install ncurses-devel
$ sudo yum install patch
$ sudo yum install make
$ sudo yum install gcc
$ sudo yum install python
$ sudo yum install python-devel

インストール後、Pythonのコンフィグディレクトリがどこにあるか確認しておく。
自分の環境では、/usr/lib64/python2.6/configだった。
このあたりはインストール方法とサーバーによって違う。

wgetでソースを入手して解凍する。

$ cd ~/local/src/
$ wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2
$ tar xjvf vim-7.3.tar.bz2

解凍したディレクトリでパッチをあてる。


$ cd vim73
$ mkdir patches
$ cd patches
$ curl -O 'http://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.[001-780]'

* ダウンロード完了までしばらく待つ

$ cd ../
$ cat patches/* | patch -p0

インストール

configureの設定としてPythonの指定。
またインストールディレクトリをユーザーの~/local/bin/以下とするため
ディレクトリを指定する。


$ ./configure --with-features=huge --enable-pythoninterp --with-python-config-dir=/usr/lib64/python2.6/config --enable-fail-if-missing --prefix=/home/i3pinet/local --enable-multibyte --disable-selinux
$ make
$ make install

確認する

viを立ち上げて、バージョンが7.3であることを確認する。
またGundo.vimが有効になっているか会わせて確認する。
プラグインのインストールはされていることを前提とする。


$ vi
-> バージョンが7.3であること

viでGundoを確認してみる


$ vi sample.txt

* 何か適当に書いてみる。

:GundoToggle
-> quickfixでGundo表示がされていること

vimに登録しているプラグインは気が向いたらまとめます

6
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?