Piano Hatで遊んでみました。
Piano Hatは、Audafruitから買えます。
商品ページからリンクされているGithubのDocumentがありますが、これはその補足です。
PianoHat触る際にご参考にしていただければと思います。
必要なもの:
- PianoHAT
- スピーカー (Piano HATにはスピーカーはついてません)
- Raspberry Pi (販売元曰く、2の方がお勧めだそうです)
Piano Hatはこんな風にRaspberry Piにかぶせます。
私の持っているUSBスピーカーは、ALTECのBXR1220というものです。
USBは電力供給のみに使い、ヘッドホンジャックから音を取ります。
設定を変えずにできました。
が、もしできなかったら オフィシャルのオーディオ設定にあるように
raspi-config の Advanced Options-Audioでは Autoもしくは Analog 1を選び、
Outputを
amixer cset numid=3 1
では 1 のHeadphone Jackを選びます。(HDMI出力なら2、デフォルトが0)
Piano Hat導入には、Githubに書かれているようにまず、
$ curl -sSL get.pimoroni.com/pianohat | bash
This script will install Piano HAT libraries
and dependencies for both Python 2 and 3.
This process may take several minutes.
Do you wish to continue? [y/N]
と聞かれるので、y入力、次に
Piano HAT requires I2C, enable now? [y/N]
と聞かれるのでyと入力
ちょっと待ちます。
インストールがすべて成功していたら、python-smbus、cap1xxx、Piano-HATといったほかの必要なものも落ちてくるはずです。
もしどこかに失敗メッセージが出たら、こちらのページに各々の落とし方あります
このあたりですね。
sudo apt-get install python-smbus
git clone https://github.com/pimoroni/cap1xxx.git
cd cap1xxx && sudo python setup.py install
git clone https://github.com/pimoroni/Piano-HAT.git
cd Piano-HAT && sudo python setup.py install
試しにPimoroni/pianohatにあるbutton.pyを実行してみます。
~/Pimoroni/pianohat $ sudo python buttons.py
とやって、鍵盤を触ると、LEDが光るようになります。
Ctrl+Cで終了します。
せっかくなので音も出してみましょう。
sudo python simple-piano.py
で、音が出ます。
あらら、Cを叩いてAが鳴りますね。
ちょっと気持ち悪いので、多少乱暴ですが、simple-piano.pyの中の、
def handle_note (channel, pressed):
の中の
channel = channel + (12*octave)
をこう直しました。
channel = channel + (12*octave) +3
オクターブも使えるので、いろいろ弾けます。
これからの時期増えるパーティや忘年会、かくし芸大会にいかがでしょう?
TODO:
Yoshimiと連携して、もっとMidiで遊びたいと思います。
どうやらYoshimiはともかく、JackdはGUIがあった方が設定しやすいようです。
しかし、上記に記したPimoroniのSupportページのように
jackd -dalsa -n4 -r44100 -p512 &
yoshimi -K -a &
cd examples
sudo python ~/Pimoroni/pianohat/midi-piano.py
とやったところで、
ImportError: No module named sequencer
とエラーが出てしまいました。
OSXやWindowsでは似たようなissueが出ているようです。
しかし動いている人もいるので、どこか私が見落としてのだと思います。
それはまた後日。