書ききったあとに調べると上質な記事見つけちゃうよね。
PHP array キャストのススメ - Qiita
上記の記事の劣化説明になります。
ので、本文は読まなくていいです。

変なコーディングルールに対して正しいと思うコードがあるけど確証が無いよ無いなら作るよシリーズ

結論

[$value]と(array)$valueは完璧に一致ではない。

オブジェクトを考慮しなければ、nullの場合の違いから
(array)$value
を支持したい。
オブジェクトも考慮し、おそらく実装者が一番実現したかったことを推測すると、

$array = is_object($value) ? [$value] : (array) $value;

がベストだと思う。

環境

Docker PHP:7.0.8

経緯

「引数に配列で無いものも受け取るが、配列として処理する」場合、

function hoge($value) {
    if (is_array($value)) {
        $array = $value;
    } else {
        $array = [$value];
    }

    foreach ($array as $value) {
    //...とか
}

というコードが量産されていた。
昔からforeachのnullチェックやarrayチェック省略に、
foreach( (array)を信奉していた自分としてはどうも美しくない。
PHPのforeach文でnullチェックなしでエラー回避｜リスティング広告の運用代行ならカルテットコミュニケーションズ

ここらでいっちょコード書いて投稿して、誤っていたら知識を更新しようと思います。

コード

配列化検証コード

<?php

function A($value) {
    if (is_array($value)) {
        $array = $value;
    } else {
        $array = [$value];
    }
    return $array;
}

function B($value) {
    return (array)$value;
}

$values = [
    0,
    1,
    '',
    'test',
    [],
    ['test'],
    ['test2' => 'test2'],
    true,
    false,
    new stdClass,
    fopen('php://stdin', 'r'),
];

foreach ($values as $value) {
    if (A($value) !== B($value)) {
        var_dump(A($value));
        var_dump(B($value));
    }
}

echo "end\n";

出力

array(1) {
  [0]=>
  NULL
}
array(0) {
}
array(1) {
  [0]=>
  object(stdClass)#1 (0) {
  }
}
array(0) {
}
end

オブジェクトやnull自体がArrayに変換できる性質上、他のスカラー型などと異なり
配列に入れられたオブジェクト or null
と
配列に変換されたオブジェクト or null
の違いが生まれてしまいます。

後々foreachで処理すると考えれば、
nullはキャストがありがたい。
オブジェクトはキャストが迷惑。
と言えるケースが多くなるんじゃないかと思います。

オブジェクトの配列を(foreachで)処理したいが、オブジェクト一つだけをそのまま渡されても処理したい。

という場合は注意が必要かと思いました。

…もともとのコードは5行にもなるのが不格好なので、三項演算子を使えば

$array = is_array($value) ? $value : [$value];

でまあ中々いいんじゃないでしょうか？
さらに三項演算子ならスマートなままオブジェクト対応も出来そうです。

$array = is_object($value) ? [$value] : (array) $value;

配列でなければ配列にする処理に[$value]は不要か？(array)キャストではダメなの？

結論

環境

経緯

コード