OSv は仮想環境専用のゲスト OS で
- 物理デバイス用のデバイスドライバーが無く
- Java と POSIX アプリに必要な部分のみで構成されており
- カーネルとユーザープロセスが分離されてなく
- 1 個のアプリしか動かせない
- FreeBSD ベースで
- AWS とか GCE でも使える
有望な技術だけど最近リリースが減ってきてると思ったら
1. 以前はフルタイム開発者が 6 人以上居たけど
2. 2016-04 時点で Seastar の方に集中しているらしい
3. ただ OSv も維持していくとのこと
Seastar は
1. Linux と OSv で動作する C++ ネットワークスタック
2. NIC を制御して高速なパケット処理を実現する DPDK を使える
3. 4 コア (Xeon 2.30GHz) で秒間130万 HTTP リクエスト、32コアで686万リクエスト
4. Netty みたいに Future を使ってプログラミングするらしい
5. 最近の話題「なんで僕らは Linux の TCP スタックを使ってるんだっけ?」で言及されてた(CloudFlare の関連記事)
OSv はカーネルスペースで、Seastar はユーザースペースで全ての処理を行うことにより、データコピーを回避している、って感じかな。