タイトルの通りです。うまくコンパクトに表現できなかったので,どういう感じなのかは完成例を見てください。
完成例
具体的には以下のような感じです:
引数リストを説明するのに,Rのヘルプと同じようにしたほうが見やすいなぁと思い,やってみました。
実装
定義リストの準備
R Markdownで定義リストを作成する方法については,こちらを参照してください。
例えば,以下のような感じで定義リストになります:
項目その1(<dt>の内容)
: 項目その1の内容(<dd>の内容)
項目その2(<dt>の内容)
: 項目その2の内容(<dd>の内容)
こんな感じにしておくと,R Markdownならこれらのまとまりを自動的に定義リストにまとめてくれます。
cssの準備
結局のところ,定義リスト(
```{css}
dt {
clear: left;
float: left;
width: 15%;
font-weight: bold;
text-align: right;
padding: 3px 15px 3px 0;
}
dd {
margin: 0 0 0 20%;
padding-top: 3px;
padding-bottom: 3px;
}
```
重要なのはdtタグに当てているclear: left;
とfloat: left
です。これでdtタグとddタグが横に並ぶようになります。またdtにclearが付与されていますから,次の項目がどんどんつながらずに下の段へといくようになります。
あと,気をつけるのはdt,ddのwidth(幅)です。元々レスポンシブなのでpx固定は避けましょう。dtの方にwidth: 20%
とか指定しとけば,横のddは自動で残りをつかうようになります。それ以外はお好みで設定すれば大丈夫です。
留意事項
もちろんこれはhtml_document
出力を想定しています。html形式以外では機能しませんし,色々と設定してある独自テーマのものだとcssが競合して想定外の表示となるかも知れません。その場合は頑張ってください。
Enjoy!