はじめに
Amethyst はRust製のゲームエンジンです。
Getting Startedを行う際のArch系の依存パッケージ導入の覚書です。
Rust環境の構築
rustup
を使ってインストールしましょう。arch
系であればpacman
で一発です。
sudo pacman -S rustup
Rustコンパイラであるrustc
とパッケージ管理システムであるcargo
というツールが入れば環境のインストールに成功しています。
必要なパッケージ
公式ドキュメント で入れろと言われている以下のパッケージ、libasound2-dev
とlibssl-dev
とlibx11-xcb-dev
はそれぞれArch系においては以下の表のように代用できるようです。
Debian系 | Arch系 |
---|---|
libasound2-dev | alsa-lib |
libssl-dev | openssl |
libx11-xcb-dev | libxcb |
それぞれ
sudo pacman -S alsa-lib openssl libxcb
でインストールが可能です。
Amethyst Command Line Interfaceをインストール
次に、Ametystプロジェクトの生成を容易にするAmethyst CLIをインストールしましょう。Rust
のパッケージ管理システムであるCargo
を用いてインストールすることができます。
cargo install amethyst_tools
プロジェクトを生成
インストールしたCLIを使ってみましょう。以下のコマンドでゲームプロジェクトのフォルダーが作られます。
amethyst new ゲームプロジェクトの名前
今作ったフォルダーに移動しましょう。
cd ゲームプロジェクトの名前
次に出来上がったばかりのまっさらなプロジェクトを実行してみましょう。
cargo run
青緑色の空のウィンドウが立ち上がりました!
余談
これからAmethystはちょくちょく触っていこうかなと思っています。コンセプト部分についてまとめられたらまた記事にしようかなと思います。