アジャイル開発
scrumとは
アジャイル開発の手法のひとつ。
プロダクトを作るために、全員が一丸となって行うべき作業・会議・成果物
■成果物の用語説明
成果物1 プロダクトバックログ
・実現したい要求を「リスト」にして並び変える。
・常にメンテナンスして最新に保つ。
成果物2 スプリントバックログ
・プロダクトバックログを具体的なタスクに分割する。
・タスクは後から増えることもある
成果物3 リリース判断可能なプロダクト
・開発チームは「リリース判断可能」なプロダクトをつくる
■ロールの用語説明
ロール1 プロダクトオーナー
・プロダクトの責任をとる
・プロダクトバックログの管理
・開発チームに相談できるが干渉はできない
ロール2 開発チーム
・リリース判断可能なプロダクトを作る
・3人~9人で構成する
・全員そろえばプロダクトをつくれる
・上下関係はない
ロール3 スクラムマスター
・このプロセスがうまくまわるようにする。
・妨害を排除する。
・支援と奉仕をする。
・教育、ファシリテート、コーチ、推進役。
■会議体の用語説明
会議体1 スプリント計画ミーティング
・スプリントで開発をするためには計画が必要
・第1部 プロダクトオーナーは何を欲しいか?
・第1部 開発チームはどれくらいできそうか。
・第2部 開発チームはどうやってそれを実現するか。
会議体2 デイリースクラム
・開発チームの状態を毎日確認する。
会議体3 スプリントレビュー
・開発チームの成果物をプロダクトオーナーが確認する。
会議体4 スプリントレトロスペクティブ(振り返り)
・プロセスやツールなどの観点で今回のスプリントを検査する。
・うまくいったこと、今後改善すべき点を整理する。
・今後のアクションプランをつくる。
SCRUM導入手順
- ユーザストーリーの決定
- プロダクトオーナーの決定
- スクラムマスターの決定
- 開発チームの決定
- プロダクトバックログの作成
- スプリント期間の決定
- スプリント計画の準備
- プロダクトバックログの優先順位決定
- プロダクトバックログのアイテム見積もり
- スプリント計画
- スプリント実施
- スプリントレビュー
- 振り返り
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スプリントの期間は固定する。(短ければ1週間~長くて4週間)
完了の定義
完了の定義によって、何をもってリリース判断可能か定める。
ex)コードレビュー、チェックイン、ユニットテスト、カバレッジ、ドキュメント、セキュリティ、性能、デプロイ
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