ここで紹介するツールは、python自体では無く、pythonと一緒に利用するライブラリ群を切り替えるもの。
virtualenv
python2.7以上及びpython3.4以上
python3.0-3.3はだめ。
サードパーティー互換ソフトである。
python3 -m virtualenv -p python3 envname1 で環境構築。
venv
python3.3以上(記載時3.94最新)
python純正:自分的にはvenvが良いと思う。
python3 -m venv envname2 で環境構築。
pyvenv
pyenvと似ていて紛らわしい。
python3.3 3.4で推奨 3.6で非推奨になった。
pyenvはpythonのバージョン切り替えのツール
https://qiita.com/katakaku/items/105d7cf74a2196add992
sourceコマンドによる環境の有効化
いずれのツールでもターミナルから
source envname/bin/activate で仮想環境をスタート。
sourceコマンドは、実行後開いたままになるスクリプトを実行するコマンドらしい。
python -V ,python3 -V いずれも、仮想環境のフォルダのリンクから、さらに元環境のpython3にリンクされている。
pip も pip3 どちらも仮想環境フォルダの同じpipにリンクしている。
従って、仮想環境内ではpipとpip3を使い分けなくて大丈夫。pythonとpython3も使い分けなくて大丈夫。
pip ライブラリのインストール
仮想環境内でpip install ライブラリ名 でインストールする。
ここで、sudo pip install ライブラリ名 をやってしまうと仮想環境を飛び越して元環境にライブラリをインストールしてしまうので注意。
仮想環境内でwhich pip , which sudo pip, which sudo pip3 など試すと分かります。
もう一度、仮想環境内ではsudoを使わない!!