環境

OS X 10.9.5

ゴール

GoのVendoring機能を使ってGojiのサンプルを動かす

入れたもの

Go1.6
glide 0.8.3

glideって？

パッケージ管理をしてくれるツールです。
プロジェクト単位でパッケージを管理できるようになります。
(なぜGoでパッケージ管理が重要(面倒)になっているかは割愛・・・！)

ただ注意点があります。
GO15VENDOREXPERIMENTが1になっている必要があります。
もしなっていない場合は↓で

$ export GO15VENDOREXPERIMENT=1

手順

glideインストール
サンプルプロジェクト作成
glide create
main処理作成
パッケージダウンロード
ビルド
起動!!

glideインストール

# Homebrewでインストール
$ brew install glide

# 確認
$ glide -v
glide version 0.8.3

この時Homebrewが古いとglideも古いバージョンが入ります。
glideのバージョンが古いと用意されていないコマンドがあったりするので、
一度Homebrewをアップデートしてからがいいと思います。

サンプルプロジェクト作成

# /tmp下にvendor-testというディレクトリで作業
$ cd /tmp && mkdir vendor-test

glide create

# 移動
$ cd /tmp/vendor-test

# srcディレクトリ作成
$ mkdir -p src/v1 && cd src/v1

# initialize
$ glide create

createすると直下にglide.yamlというファイルができます。
中見るとパッケージ等なにも記述されていません。
(まだmain処理がないので当たり前っちゃ当たり前ですが)

main処理作成

Gojiのサンプル拝借します！ありがとうGOji！！

# main.goにサンプル貼付けます
vim main.go

貼付けると↓こんな感じになります。

main.go

package main

import (
        "fmt"
        "net/http"

        "github.com/zenazn/goji"
        "github.com/zenazn/goji/web"
)

func hello(c web.C, w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
        fmt.Fprintf(w, "Hello, %s!", c.URLParams["name"])
}

func main() {
        goji.Get("/hello/:name", hello)
        goji.Serve()
}

パッケージダウンロード

GOPATHが設定されていないと怒られます。
export GOPATH=/tmp/vendor-test
を設定してください。

# パッケージインストール
$ glide get github.com/zenazn/goji
[INFO] Preparing to install 1 package.
[INFO] Importing github.com/zenazn/goji
[INFO] Walking the dependency tree to calculate versions
[INFO] Fetching updates for github.com/zenazn/goji.
[INFO] Scanning github.com/zenazn/goji for dependencies.
[INFO] ==> Unknown github.com/goji/param (github.com/goji/param)
[INFO] Fetching updates for github.com/goji/param.
[INFO] Scanning github.com/goji/param for dependencies.
[INFO] Project relies on 2 dependencies.
[INFO] Writing glide.lock file

# treeで見てみる
$ tree
.
├── glide.lock
├── glide.yaml
├── main.go 
└── vendor
    └── github.com
        ├── goji
　　　　　　・
　　　　　　・
　　　　　　・

vendorディレクトリができてる！
そしてその中にGojiのソースがIN！

ビルド

# ビルド
$ go build

# tree
$ tree
├── glide.lock
├── glide.yaml
├── main.go
├── v1
└── vendor
    └── github.com
        ├── goji

v1ってものが作られた！

起動

# 上で作られたv1を実行します
$ ./v1
2016/02/11 14:03:39.657003 Starting Goji on [::]:8000

おぉー起動したー！

実際にアクセスしてみる。
ブラウザからlocalhost:8000にアクセスすると・・・

404 page not found

って表示されるので動いている！

先ほど起動したターミナルを見てみると・・・

2016/02/11 14:05:04.275370 [] Started GET "/" from [::1]:50897
2016/02/11 14:05:04.283113 [] Returning 404 in 27.408µs
2016/02/11 14:05:04.577383 [] Started GET "/favicon.ico" from [::1]:50897
2016/02/11 14:05:04.577419 [] Returning 404 in 10.605µs

って表示されている。
ゴ〜〜〜〜ル！

まとめ

glideとvendoring機能を試してみましたが、
結構シンプルにパッケージ管理ができていいなぁと思いました。

ただ・・・
vendoring機能の仕様？でディレクトリ構成によって
vendor下を見に行ってくれなかったです。
(今回でいうとsrc/の下にv1というディレクトリを置く事によって
見にいくようになりました)

というわけで、
まだまだ詳しく調べる必要があるなぁという結果になりました。
(英語ばっかりで読むのに時間かかるんだもん ← 雑魚感)

Goのvendoringを試してみる

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