はじめに
- 結論:CloudTechとGemini+Keepメモで AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02)に合格!
- 受験日:2026/02/21(土)
- スコア:791
- 学習期間:約4週間
- 使った教材:CloudTech、AWS公式ドキュメント、Gemini、技術ブログ
- 勝因:CloudTech試験レベル問題の反復と、ポモドーロ法+Gemini要点メモ(ミルフィーユ方式)
AWS公式の試験情報は以下の通りです。
- 試験時間:180分
- 出題数:75問(多肢選択・多肢応答)
- スコア範囲:100〜1,000
- 合格スコア:750
(出典:AWS公式試験ガイドおよび認定ページ)
この記事でわかること
- SOA合格後、約4週間でSAPに挑戦した学習プロセス
- シフト勤務→通勤電車メインでも回せた勉強時間の作り方
- CloudTech試験レベル問題+模試の具体的な使い方
- Gemini+Keepを使った「ミルフィーユ式」復習のやり方
- 本番で実際にやった時間配分と解き方の手順
試験データ(受験ログ)
- 試験名:AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02)
- 受験日:2026/02/21(土)
- 受験形態:テストセンター
- スコア:791
- 体感難易度:CloudTechよりかなり難しい。これまで受験したAWS認定資格(CLF, SAA, DVA, SOA)とは一線を画す
- 聞いたことがないサービス名はあまり出題されなかったが、選択肢がどれも似ており正解が絞りづらかった
- CloudTechの演習問題は4択のうち明らかな間違い(手動、cron、スクリプト運用などのキーワード)があり絞りやすかったものの、本番はそうした選択肢が少なく、消去法が使いづらく感じた
- 所要時間:
- 12:30 開始 → 15:30終了(180分フル。最後に見直し時間を30分ほど確保)
前提:筆者プロフィールとゴール
プロフィール
- IT実務経験:5か月
- 業務内容:AWS関連の監視オペレーター(監視ツールのアラート対応など)
- CloudWatch や Zabbix を日常的に触る程度
- AWS設計経験:実務経験ゼロ(趣味で無料枠の中でEC2を立ち上げたり、API GateWay + Lambda + NotionとLINE API・Claude APIでLINEのチャットボットアプリを制作)
- 保有資格:
- AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
- AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)
- AWS Certified Developer - Associate (DVA-C02)
- AWS Certified CloudOps Engineer - Associate (SOA-C03)
- LPIC-1
- 応用情報技術者
- 基本情報技術者
SAPを受けた目的
- 目的:AWSの設計・構築案件に関われるようになること
- ゴールイメージ:
- SAP合格を、設計・構築フェーズに関わるための足掛かりとスキルの証明にする
- 先月SOAは取得済みなので、SAP学習を将来に向けたステップとする
- 将来的には、年収アップ+設計構築メインの働き方を目指す
想定読者は、「SAA, DVA, SOAに合格して次はSAPを取りたい人」。
使った教材と役割分担
CloudTech
-
役割:メイン教材(問題演習+簡易テキスト)
-
使った範囲:
- 試験レベル問題を全問解く(299問)
-
進捗状況(試験直前の状態):
- 未出題:0問
- ミス:0問
- 正解:122問
- 自信あり:177問
-
使い方:
- ミスした問題は、解説と参考をしっかり読む
- 途中から、間違えた問題はGeminiに丸ごと貼って解説してもらう
- 問題を「未出題 → ミス → 正解 or 自信あり」で回し、ゲーム感覚で進捗を可視化
本当はすべてを自信ありまでするのが理想ではあるものの、合格最低点を取れればいいのでスキップ
AWS公式ドキュメント
- 試験ガイド・試験範囲のサービス一覧
- 対象サービス一覧を一通り読み、知らないサービスはGeminiに解説してもらって補完
- なお、SAPは知らないサービス量が他の資格の数倍ありました。
Gemini
-
役割:
- CloudTechで間違えた問題の詳細解説
- 各問題のポイントを1〜2行に要約してもらう
- 知らないAWSサービスの概要確認
- 知っているAWSサービスがSAPではどのように問われるか?もまとめてもらった
-
使い方:
- CloudTechの問題文と選択肢をそのままスクショで貼り付けて、「解説+要点1〜2行」を出してもらう
- 出てきた要点をGoogle Keepにコピペし、通勤中に何度も読み返す
技術ブログ
- 役割:
- QiitaやZenn, Developers.IOなどを読んで、AWSサービスの解説や実際の画面を参考にする
学習の流れ(約4週間)
勉強時間と場所
- 期間:約4週間
- 1日の勉強時間:
- 仕事の日:1〜2時間
- 休みの日:4時間前後
- 勉強場所:
- 平日:通勤電車内でスマホからCloudTech
- 休日:自宅や近所の図書館で集中してCloudTechと復習
夜勤勤務との両立
夜勤は落ち着いており、これまでより勉強時間は確保しやすかった
- 対応:
- 「毎日問題を開く」ことだけは絶対に守るルールにした
- 時間が10分でも、1問だけでもいいので必ず触る
- 「勉強を始めるまでの心理的ハードル」を下げることを最優先にした
CloudTech+Gemini+Keepで作る「ミルフィーユ学習」
基本サイクル
- CloudTechで問題を解く
- ミスした問題を中心に解説を読む
- よくわからない問題は、ChatGPTに貼って解説+要点1〜2行を作ってもらう
- 要点をGoogle Keepにコピペ
- 通勤電車や隙間時間に、Keepのメモを何度も読み返す
このサイクルを毎日回すことで、知識の層を何枚も重ねていく「ミルフィーユ」のような学習になった。
- 一度で完璧に理解することはあきらめる
- 代わりに、「今日も1枚だけ層を重ねる」という感覚で続ける
この学習法はSAAの試験勉強時に確立。
連続して資格取得できているため、この方法でやれそうだと自信に。
ポモドーロ導入でスコアが跳ねた話
SAAの試験勉強時から、ChatGPTに勧められてポモドーロ法を導入。
SAPでも同様に活用。
ポモドーロ設定
- 25分:15問解く
- 5分休憩
- 上記を5セット(計75問)
- 5分休憩後、残り30分を見直しに使う
→ 本番と同じ「75問/180分」のリズムを、CloudTech模試で完全再現する形。
なお、今回のSAPでは問題文も選択肢も分量が多く、模試でも本番でも25分で15問は厳しかったので、15問1ブロックを意識して28分や29分ほどで解き終わるようにして、1-2分休んで軽く深呼吸を実践。
効果
- 「1問あたりの時間感覚」が明確になり、焦りが減った
- 25分ごとに区切ることで、集中力が最後まで持つようになった
本番当日の解き方と時間配分
当日の流れ
- 05:00 起床
- 07:30 朝食
- 10:45 会場近くのカフェ着(窓際の席にしたら景色はよかったものの、日差しが強く暑かったためアイスコーヒーを注文。トーストもつけた)
- 12:15 会場着
- 12:30 試験開始
- 15:30 終了
解き方のルール
-
選択肢からおおまかに先に読む
- 問題文に入る前に、「どんな選択肢があるか」「どのサービスが候補か」をざっと把握
-
1周目で全問マーク
- 迷っても、必ずどれか1つにチェックを入れる
- 自信がない問題にはフラグを立てる
-
2周目でフラグ付き問題だけ解き直す
- 本番では、75問中41問にフラグが付いて絶望
- 最後に全体をざっと見直し(見直せたのは10問ほどで、フラグは1問も削れなかったため手ごたえがなかった)
体感難易度
-
CloudTechよりかなり難しい
- 聞いたことがないサービス名はあまり出題されなかったが、選択肢がどれも似ており正解が絞りづらかった
- CloudTechの演習問題は4択のうち明らかな間違い(手動、cron、スクリプト運用などのキーワード)があり絞りやすかったものの、本番はそうした選択肢が少なく、消去法が使いづらく感じた
Cloudtechと本番試験の体感難易度の違いは下のようなイメージでした。選択肢を消去法で絞り込めるかに差を感じました。
1.これは違う(^_^)/~
2.これも違う(^^♪
3.ちょっとそれっぽいかも('ω')
4.これが正解だ!(*'▽')
1.ちょっとそれっぽいかも('ω')
2.ちょっとそれっぽいかも('ω';)
3.ちょっとそれっぽいかも('ω';;)
4.ちょっとそれっぽいかも('ω';;;)
結果と振り返り
ドメイン別の結果
- いずれの分野もコンピテンシーを満たしている判定
良かった点
- CloudTechを短期間で集中的に回したことで、問われ方に強くなった
- Gemini+Keepで要点を1〜2行に圧縮し続けた結果、復習効率が高かった
- 「毎日問題を解く」という小さな習慣に絞ったことで、夜勤で生活リズムが変化しても継続できた
もっとやっておけばよかった点
- 問題を「人に説明するつもり」で、自分の言葉で解説する練習
- 自分の中で理解できていても、言語化が甘い部分は、別の問題設定になると迷いやすいと感じた。
ここはSAA, DVA, SOAでも課題に感じていた。
自分はわりともくもくと勉強をするので、コミュニケーションや言語化は課題の一つだと感じる。
文章を書くのはわりと好きなので(腰は重いが)、その能力を口語につなげられればな、と思う。
合格後と今後のロードマップ
- 次に受ける予定の資格:
- AWS Certified Security - Specialty (SCS-C02)
- AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP-C02)
- 情報処理安全確保支援士
- 目標:
- 2026年中にAWS資格全冠を達成
- 「All Certifications Engineer」として名前を載せる
そのために、今後は
- 設計・構築フェーズに関われる環境へキャリアを寄せていくこと
- 実務でAWSアーキテクチャに触れながら、上位資格の勉強を進めること
を意識して動いていく予定。
ちなみに
現在私はSESとして客先常駐で監視オペレーターをしており、徐々に責任ある仕事や立場も任せてもらえるようになっています。
ITは未経験だったため実務経験を積むことにもなり、仕事もストレス少なく、業務改善や自動化にも取り組んでいける、ありがたい環境だと感じています。
一方で、監視業務で感じた、「どうしてこうした構築になっているんだろうという好奇心」「運用側から見たアラートしきい値の設計への違和感」などから、上流工程をやってみたいという思いも強くなっています。
今の現場では設計・構築の仕事に関わることはできないため、今回取得した資格を根拠に自社へ設計・構築案件への異動希望を継続しつつ、AWSパートナー企業への転職に向けた動き(カジュアル面談やエージェントへの相談)も始めていこうかな、と考えています。
