以前、以下記事を書きました。他の方に説明するために残しておきます。
よく使うvimのショートカット
最近、私の周りではemacsを利用する人はほとんどいません。私はvimより、emacsが好きなので、利用しています。私がよく利用する環境などでは、大体事前にインストールされておらず、自身でインストールする必要があります。
環境
emacsをインストールしている環境
[Heka@emacs ~]$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)
[Heka@emacs ~]$ which emacs
/usr/bin/emacs
[Heka@emacs ~]$ yum list installed | grep emacs
emacs.x86_64 1:24.3-18.el7 @base
emacs-common.x86_64 1:24.3-18.el7 @base
emacs-filesystem.noarch 1:24.3-18.el7
ctrl + s
インクリメンタルサーチ。文字挿入ごとにリアルタイム検索します。ファイル先頭から候補に移動します。同じコマンド(ctrl + s)を押下すれば、次候補に飛びます。 前候補に戻る場合はctrl + rです。
I-search:
ctrl + v
ページ送り。1ページ下に移動します。大きな設定ファイルや、ログ閲覧時に。ページ戻しは、ESC + vです。
ESC + <
ファイルの先頭に戻る。ファイルの末尾に移動する場合はESC + >です。
ctrl + k
カーソル以降を切り取ります。行の先頭で実施すれば行を切り取ります。個人的には、よく利用します。
ctrl + y
貼り付け。
カーソルの移動は、シェルと似ている
ctrl + a 行の先頭に移動
ctrl + e 行の末尾に移動
ctrl + d カーソル上の1文字を削除
ctrl + x → 4 → f → ファイル名
先輩が利用していて、私がemacsを利用するきっかけとなったもの。画面を分割して、分割した画面に、別ファイルを読み込みます。あるファイルを編集していて、別ファイルを確認したくなった時に利用します。(別ウィンドウ挙げろと言われれば、その通りですが笑)
ctrl + x → b
バッファのファイルにアクセスする。emacsは複数のファイルを同時に編集でき、1つのファイルを編集している時、バッファと呼ばれるバックエンドにファイル状態を保持できます。このコマンドで編集するファイルを切り替えます。
ctrl + x → ctrl + b
バッファの一覧を画面分割して表示する。個人的にはあまり好きなコマンドではありません。
ESC + x → shell
emacs内でシェル起動。利用制限があるらしい(そもそもbashじゃない?)
emacsでファイルを編集すると、バックアップファイル、自動保存ファイルを作成します。emacsを利用する場合、以下のようなファイルが作られます。
「test.txt~」
「#test.txt#」
ユーザのホームディレクトリに、設定ファイルを作成して、無効にしておくのが良いです。(このファイルに救われたことはありませんが、もしものためにとっておくのもありかと存じます。)
「emacs」というユーザの場合
;バックアップファイル作成しない
(setq make-backup-files nil)
;自動保存ファイル作成しない
(setq auto-save-default nil)