スキーマレベルではPrimary keyを変えていない場合でも、モデル定義の中で主キーを変えることができます。
もともとはRailsの規約どおりにidを主キーとして使っていたけれども、途中からUUIDを主キーとして使うようになって↑のようなことをするケースもあるのではないでしょうか。
class Foo < ApplicationRecord
self.primary_key = 'uuid'
end
しかし、これをするとDBのレコードには入っているはずのidをfoo.idのような形で取り出すことができなくなります。
Railsコンソールに入って次のようにやってみると試すことができます。
> Foo.class_eval { primary_key = 'created_at' }
> Foo.first.id
created_atの値が返ってくるかと思います。
この場合、レコードに入っているidを取り出すには、次のようにします。
foo.attributes['id']
(余談)
もともとRails3で動いていたプロジェクトをRails5を使うように一気にアップデートしているときに、foo.idがidカラムの値ではなくてself.primary_keyに与えたカラムの値を返すように変わっていることに気づきました。
なのでいつからか仕様変更があったようです。