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強い先輩から聞いて学んだ、「成長の勘所」

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Last updated at Posted at 2025-12-07

25卒バックエンドエンジニアのIzminです。
この記事はアドベントカレンダー7日目の記事になります。

1. はじめに

いきなりですが、新卒って兎にも角にも「成長」し、会社の次世代を担う人材になることを求められますよね。
ここで読者の皆様に問いかけたいのですが、 「成長とは何か?」「じゃあ成長するために何をすればいい?」 と考えたことはありますか?

もしすでに自分の中で答えが出ていて、定義が完成している方は、この記事を読んでもあまり意味がないかもしれません。なぜなら、おそらくすでに考えた内容であり、現在進行系で当たり前のように実行できているからです(……というのは建前で、本当はめちゃくちゃ読んでほしいです!笑)。

この記事では、私の実体験を交えた「成長の勘所」についてまとめてみました。

2. :thinking:成長とは?

「成長したい!」「はやく成長してね〜」。
新卒エンジニアは特に、いろんな場面で「成長」という言葉を耳にし、また自分でも口にすると思います。私自身もよく使います。

そこでふと、「成長ってなんだろう?」と考えてみました。ざっと思いついたのは以下のような要素です。

  • 人から頼られるようになる
  • 人に信頼され、仕事を任せてもらえる
  • 難しい仕事に取り組める
  • 出来ないことが出来るようになる
  • 人に教えることが出来る
  • 人に気づきを与えられる
  • 精神が成熟し、余裕が生まれる
  • 多様性を受け入れることが出来る

これらを軸に自分なりに整理した結果、私は 「技術・精神面で出来ることが増えること」 を成長だと定義しました。

「精神面の成長」って?

技術面はわかりやすいですが、精神面は少しイメージしづらいかもしれません。例えば、こんなシチュエーションです。

【Situation】
タスクが期日に間に合いそうにないが、言い出せず直前で報告してしまった。

【Why?】
根本原因として「できない自分を見せるのが恥ずかしい」という感情が働いていた。

【Action / Growth】
「個人の感情」と「チームの損失」を天秤にかけ、自分の感情を抑えて「危ない」と思った瞬間に報告するように変えた。

ここでいう 「自分の弱い感情を認め、次回の行動に活かす」 というプロセスこそが、精神的な成長だと考えています。

参考記事
成長の定義について、以下の記事も言語化が素晴らしく面白かったので共有します。
成長とは何か?|グロービスキャリアノート

3. :airplane:成長するために何をする?

結論から言います。
「自分の頭で考える」 こと。これが最も重要だと思います。

「すごく当たり前じゃん」と拍子抜けしてしまう方もいるかもしれません。でも、生成AIの発展により、ここがおろそかになっている方も多いのではないでしょうか?

特に新卒エンジニアは右も左も分からない中、それらしい答えを出してくれるAIにすぐに頼りたくなってしまうものです。
ただ、それだと全く成長できず、 すぐに代替されてしまう人材 になってしまう危機感があります。

なぜ私がこの結論に至ったのか、恥ずかしい失敗談と先輩からの教えを紹介します。

失敗

失敗1:深堀りに回答できない

ある画面の実装をしたときの話です。フロントエンドの実装方法が全く分からず、生成AIをフル活用して動くものを作りました。
しかし、PR(プルリクエスト)での「なんでこの実装にしたんですか?」という質問に対して、ぐうの音も出ず……。

「なぜこんな実装になっているんだろう?」と、自分が書いたはずのコードを後から調査することになりました。
表層的な「こういう処理になっている」は把握していても、 「なぜそうしたのか」という思考のプロセスが抜け落ちていました

失敗2:すでにやったことがあるのに出来ない

先輩やAIから教えてもらい、一度は実行できた手順。
「よし、前もやったからいけるやろ〜」と意気揚々と取り組んだものの……

「あれ? なんやこれ、何したっけ?」

過去のドキュメントをパラパラめくり、結局「先輩、教えて下さい……」と聞きに行く羽目に。

先輩への相談と気づき

ミスを重ねる中で、「次は深堀りされてもいいように調査しよう」「手順を覚えよう」という対処療法的な思考に留まっていました。

そんな中、1on1やお酒の席で先輩たちに「なぜそんなに凄いのか」を聞いて回りました。すると、大体共通した答えが返ってきました。

ケース1:K先輩の場合

「なんでKさんはいつも質問に対してパッと答えられるんですか? 難しい意思決定も論理的で納得感があるのはなぜですか?」

Kさん「より多くの情報を収集し、常にいろんなケースを考えているからだよ。考えていないこと・知らないことは答えられないからね」

ケース2:T先輩の場合

「事前に考えておけば手戻りなかったと思うことが多くて……どうすればいいか分からないです」

Tさん「常に 『なぜ? なんのために?』という自問自答を繰り返すこと かな。状況変化に敏感だと最短で間違いを修正できる。間違うことや考慮漏れはしょうがないから、それに対する感度をどう高めるかが重要だと思うよ」

ケース3:F先輩の場合

「どうすれば強いエンジニアになれますか?」

Fさん自分の頭で考えてやる こと。AI任せとか、自分がやっていないことは次も出来ないし成長もしない。中長期でみるとそれが大きな差になるよ」

結論

先輩たちの話を聞いて、共通して 「常に自分の頭で考える」 というメッセージがあることに気づきました。
過去の失敗を振り返ってみると、根本的に「自分で考えている量」が圧倒的に少なかったんです。
※自分の考えでたどり着けないこともあると思いますが、その時の行動に関してはまた別の技術なので、それについてはまずは自分で考え、色んなドキュメントを見て自分なりの型を見つけてみて下さい!!!

学びのヒント

この気づきを裏付けるような、素晴らしい言葉や記事もいくつか紹介させてください。

  • t_wadaさんの言葉

    「労力は外注できるが、能力は外注できない」
    参照ツイート

  • 学びのステップ
    「分かる」から「出来る」までのステップにおいて、自分で考えないと最初の「分かる」の段階にすら達していないことがあります。
    参照:学びのステップ

  • 「理解」には時間がかかる
    もし理解に時間がかかって期限が遅れそうなら、すぐに報告しましょう。以下の記事はタスクの進め方の参考になります。

4. まとめ

私なりの定義ですが、結論はこうです。

  • 成長とは 「技術・精神面で出来ることが増えること」
  • 成長のために 「自分の頭で考えること」

駆け出しエンジニアは特に、「先輩に出来ると思われたい」「より早くタスクを捌いて成長したい」という焦りから、時間のかかる「理解」や「思考」のフェーズを飛ばしてしまいがちだと思います。
短期的にはそれで回るかもしれませんが、中長期で見ると必ず差が出てきます。

焦らず、是非一緒に頑張っていきましょう!!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が少しでもためになったり、ネクストアクションへの助けになったなら幸いです。

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