古いCFベースのWatsonインスタンスは2019/10/30以降、使えなくなります!
(記事執筆時点:2019/09/30)
Watsonユーザーの皆様、お使いのWatsonは既にRC/AIM環境への移行はお済でしょうか? 昨年11月に以下の記事を公開しましたが、その期限まであと1ケ月となりました。知らずに期日を迎えて皆様の業務に支障が出ては困りますので、改めての注意喚起をさせていただきます。詳しくは下記の記事をご参照ください。
【重要】従来型(古い)Watsonインスタンスをお使いの方は来年(2019)の10/30までに新しい環境に移行しないと、たぶん死にます(またはWatsonのRC/IAM移行のお話)
但し書き
当記事の本質は「ベンダー告知の周知」なので、本来はQiitaに投稿するのが不適な点、重々承知しております。とはいえWatson関連の情報収集でQiitaを見ていただいている方も多いようですので、広くお知らせすべきと考え個人的に投稿させていただきます。当該記事は個人レベルで調査したことをまとめたものであり、ベンダーからの公式の情報ではございません。
念のため。当件はパブリック・クラウドのcfベースのWatsonのインスタンスが止まるよ、という話です。IBM Cloudでcf(Cloud Foundry)の環境自体が廃止されるわけでありませんので、誤解なきよう。
移行やってみた
たまたま自身の環境にCFベースのWatsonインスタンスがあったので、移行をしてみました。以下手順例です。
- 「リソース・リスト」のCloud Foundry Servicesの下にWatsonのインスタンスがあり、マイグレーションのマーク(矢印と円)が表示されています。
- 同インスタンスを右クリックして「Migrate」
- ガイドのパネルが表示されます
- 対象のリソース・グループを選択して「マイグレーション」ボタン
- マイグレーションはすぐに終わりました。うまくいったようです。
- 元のCloud Foundryのエントリーはリンクとして残っています。
新しくServicesの下にインスタンスが表示されます。こちらが移行後のRC/AIM対応済のインスタンスです。
移行はこの操作だけ完了すればいいわけではありません。AIM移行に伴いアプリケーションでの認証方式の変更などが必要になる場合もありますので、詳しくは冒頭の記事をご参照ください。皆様が安全に移行できますように!
以上です。