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【BluePrism】リリースファイルのインポートについて

Last updated at Posted at 2019-04-17

パッケージとリリース

BluePrismでは、ロボットを成すプロセス、オブジェクト、キュー、環境変数、スケジュール等を1つのパッケージとしてまとめることができます。

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できあがったパッケージ
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他端末へパッケージを反映させるためには、
作ったパッケージをリリースファイルとしてエクスポートします。

そのリリースファイルを対象の端末にインポートすることで、
ロボットの稼働に必要なものがすべて取り込まれるわけです。
image.png

リリースファイル名と保存場所を指定します。
image.png

リリースファイルが作成されます。
image.png

履歴も残ります。
image.png

リリースの中身も確認できます。
image.png

実験

ここからが本題です。
リリースファイルをインポートしてみます。

が、試しに本当に反映されるか確認するため、プロセス、オブジェクト、キュー、環境変数を少しいじっておきます。

プロセス:アクション名を「設定マスタ読込」⇒「設定ますた読込」に修正
image.png

オブジェクト:データアイテム「タイムアウト - S」の値を1⇒2に修正
image.png

キュー:元のキュー名の末尾に連番を付与
image.png

環境変数(変更前)
image.png

環境変数(変更後)
image.png

準備ができたら、リリースファイルをインポートします。

もし重複するものがあった場合、

  • 上書きする
  • 別物としてインポートする
  • インポートしない

を選ぶよう聞いてきます。
image.png

インポートが完了しました。
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プロセスのバージョン履歴にProcess overwritten by importing a releaseと履歴が残っていることが確認できます。
上書きしましたよーということですね。
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中身を確認したところ、ちゃんと反映されているようです。
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オブジェクトもOKでした。
image.png

キューは…
反映されていませんね。。。
image.png

環境変数も…
反映されていません。。。
image.png

一度再起動してみます。
そしてキューを改めて確認してみると。。。

修正前後のキューが共存しています。

DB見てないので何とも言えませんが、例えばキューごとにIDがあって、
同じIDのキューは上書きしてくれるものかと思っていましたが、想像と違いましたね。。。
image.png

環境変数は相変わらず反映されていませんでした。
image.png

そこで今度は

  • パッケージを削除
  • 環境変数を全て削除

の後にリリースファイルをインポートしてみました。

パッケージを削除
image.png

環境変数を全削除。
右下の「適用」ボタンをクリックすることを忘れずに。
image.png

再起動はしていません。
環境変数を確認してみると。。。

反映されていました!!!
image.png

ちなみに、
環境変数を全削除した後、「適用」ボタンをクリックしないままリリースファイルをインポートすると。。。

反映なし。

推測ですが、環境変数のNameをキーとして、重複する環境変数は上書きしない
という仕様なんでしょうか。うーん。。。
image.png

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