パッケージとリリース
BluePrismでは、ロボットを成すプロセス、オブジェクト、キュー、環境変数、スケジュール等を1つのパッケージとしてまとめることができます。
他端末へパッケージを反映させるためには、
作ったパッケージをリリースファイルとしてエクスポートします。
そのリリースファイルを対象の端末にインポートすることで、
ロボットの稼働に必要なものがすべて取り込まれるわけです。
実験
ここからが本題です。
リリースファイルをインポートしてみます。
が、試しに本当に反映されるか確認するため、プロセス、オブジェクト、キュー、環境変数を少しいじっておきます。
プロセス:アクション名を「設定マスタ読込」⇒「設定ますた読込」に修正
オブジェクト:データアイテム「タイムアウト - S」の値を1⇒2に修正
準備ができたら、リリースファイルをインポートします。
もし重複するものがあった場合、
- 上書きする
- 別物としてインポートする
- インポートしない
プロセスのバージョン履歴にProcess overwritten by importing a releaseと履歴が残っていることが確認できます。
上書きしましたよーということですね。
一度再起動してみます。
そしてキューを改めて確認してみると。。。
修正前後のキューが共存しています。
DB見てないので何とも言えませんが、例えばキューごとにIDがあって、
同じIDのキューは上書きしてくれるものかと思っていましたが、想像と違いましたね。。。
そこで今度は
- パッケージを削除
- 環境変数を全て削除
の後にリリースファイルをインポートしてみました。
環境変数を全削除。
右下の「適用」ボタンをクリックすることを忘れずに。
再起動はしていません。
環境変数を確認してみると。。。
ちなみに、
環境変数を全削除した後、「適用」ボタンをクリックしないままリリースファイルをインポートすると。。。
反映なし。