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移行Day 8

AdventCalendar Day08 [超Ruby入門]


はじめに

本記事は、超Ruby入門8日目の記事です。

コメント頂ける方は、ガイドラインを読んで頂けると幸いです。


目的

公式ドキュメントへの苦手意識をなくす


目標

公式ドキュメントの使い方がわかるようになる


やること

Ruby公式ドキュメントの解説


事前準備

初日に述べた通り、Rubyの基本的な構文を説明することはない。

とは言っても、何から始めたらいいのかわからないという者に学習手順を示しておく。

Pythonは、公式ドキュメントで良質なチュートリアルが用意されていることからプログラミング初心者でも容易に理解できるだろう。

では、Rubyを初めて勉強する者は何から始めればいいのだろうか?

最近、流行っているプログラミング初心者のための学習サイトだろうか?

観測した範囲ではあるが、初心者に向けた本より良質な情報を扱っているところはないので、図書館が充実していない大学でない限り手をつけても学習効果は薄いだろう。

Rubyからプログラミングを始める初心者へのオススメの学習法は

20分ではじめるRuby、他のプログラミング経験者なら他言語からのRuby入門に目を通した後、大学にある比較的新しいRubyの入門書で学習することだ。

その後、ライブラリ一覧で気になるライブラリを使って小規模のプログラムを書くとよいだろう。

余力があるならば、るびまで気になる記事を見ながら公式ドキュメントを参考にして学習を進めていくとよい。

学習方法や手順を提示すると、それは難しいやダメなどと奇妙な発言をする人が現れるのが世の常である。

しかし義務教育中の小・中学生ならいざ知れず、大学生なら自分で物事を判断できるはずだ。

自分に合う学習方法を選択して、学んでいけばよいだろう。


本題

Ruby公式サイトヘッダーのドキュメントにアクセスすると、今までのドキュメントが確認できる。

特段の理由がない限り、最新のRubyリファレンスマニュアル Ruby〇〇版を見るとよい。

Versionは、数が大きいほど最新のものである。

ネット環境がないところで作業を行うためローカルにドキュメントをダウンロードしたい場合は、英語ドキュメントの方がよい。理由は、ダウンロード可能なRuby2.0以降の日本語ドキュメントがないからだ。

英語版ドキュメントダウンロードページ

早速、リファレンスマニュアル2.5.0の使い方を見ていこう。(2018/12/02: 最新のリファレンスマニュアル)

まず、はじめに読むべき項目は

Rubyで使われる記号の意味と、このマニュアルのヘルプだ。

これらの項目を先に読んでおくと公式ドキュメントの内容がスラスラ読める。

公式ドキュメントを訪れる時は、既存のメソッドで実現可能かを確かめる時が多いだろう。

ほとんどのケースでは、組み込みライブラリClass ArrayClass HashClass Stringmodule Enumerableを見れば解決できる。

CSV、JSONやネットワーク周りを扱いたい場合などは、ライブラリ一覧を見るとよい。

時々、バージョンアップ関連で反映されてないものがある。

そんな時は、Ruby変更履歴を確認すればよい。


参考

AdventCalendar Day15 [超Ruby入門]でLSコマンドを実装する記事を紹介する。

実装するまでにどのようにドキュメントから情報を探したかを例にとって使い方を示す。

LSコマンドは、ディレクトリとファイル情報を扱うためのクラスが必要なはずだ。

組み込みライブラリにあるはずだと検討をつけて、Ctrl + Fで検索文字をfileとするとFileクラスがあることがあることがわかる。

Fileクラスを覗くと


特異メソッド


absolute_path(file_name, dir_string=nil) -> String


p Dir.getwd #=> "/home/matz/work/bar"




からDirクラスがあることが確認できる。

もう一度、組み込みライブラリのページに戻りDirクラスを探すと見事にDirクラスに関するページを見つけることができた。

この二つのクラスをじっくり見ていくことでLSコマンドの基本部分が実装できる。

明日以降の記事から公式ドキュメントを見る機会が多くなるので、よい練習になるはずだ。


まとめ

以上のように慣れると公式ドキュメントから欲しい情報を得ることができる。

明日は、RSSと例外処理について解説する。