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[mikuproject] WBS 関連資料を XLSX / Markdown / SVG などで扱える OSSツールを作りました

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Last updated at Posted at 2026-03-30

はじめに

プロジェクト管理の資料は、ひとつの形式だけで完結しないことがよくあります。

たとえば、人が読むためには XLSX の帳票がほしいことがありますし、レビューや共有では Markdown が便利なことがあります。図として貼りたいときには SVG がほしくなりますし、他ツールや生成AI とつなぐには JSONCSV のような形も役に立ちます。

そこで、WBS 関連資料を用途に応じて複数形式へ出し分けられるローカル OSS ツールとして mikuproject を作りました。

mikuproject は single-file web app として動作し、Web ブラウザだけで使えます。内部的には MS Project XML を意味の基軸に置きつつ、利用者にとっては WBS 関連資料をさくっと扱えることを価値にしたツールです。

Intro

mikuproject は何をするツールか

mikuproject は、MS Project XML を起点に、内部の中立表現 ProjectModel を経由して、複数の形式へ出し分けるローカル HTML ツールです。

利用者から見たときの特徴は、次のように整理できます。

  • WBS Excel ブック (.xlsx) を出力できる
  • WBS Markdown を出力できる
  • SVG を preview / 保存できる
  • Mermaid テキストを出力できる
  • workbook JSONCSV + ParentID も扱える
  • 生成AI向けの .editjson も出力できる

つまり、同じ WBS 情報を、場面に応じて違う形へ渡せるところが主な価値です。

Excelブック出力例

Excelブック出力例.png

なぜ WBS 関連資料を複数形式で扱いたかったのか

WBS や project 情報は、実務では意外と「その場に応じた形式」が求められます。

  • 人に配るには XLSX
  • 文書に貼るには Markdown
  • 図として使うには SVG
  • 他ツールとつなぐには JSONCSV
  • MS Project と相互にやりとりするには MS Project XML

このように、情報そのものよりも「どの形で渡すか」が問題になることがあります。

mikuproject は、この出し分けを楽にすることを狙っています。

SVG出力例

SVG出力例

代表的なユースケース

現時点では、少なくとも次のような使い方を想定しています。

  • その1: 管理用の Excel ブックに必要な情報を入力し、mikuproject を用いて WBS Excel ブック (.xlsx) 形式へ変換する
  • その2: 生成AI に専用プロンプトをセットして会話し、WBS 草案を作成する。生成された JSON を mikuproject へ入力し、WBS Excel ブック (.xlsx) 形式へ変換する
  • その3: MS Project のデータを MS Project XML 形式でエクスポートし、それを入力として WBS Excel ブック (.xlsx) 形式へ変換する

mikuproject でできること

現時点で、少なくとも次のようなことができます。

  • MS Project XML の読込
  • Project / Tasks / Resources / Assignments / Calendars workbook の XLSX Export / Import
  • workbook JSON Export / Import
  • WBS XLSX Export
  • WBS Markdown Export
  • native SVG の preview / 保存
  • Mermaid テキスト出力
  • CSV + ParentID の読込 / 保存
  • 生成AI向け project_overview_view / phase_detail_view / full bundle の出力
  • project_draft_view の取込

どういう入出力を持つか

mikuproject は、MS Project XML や生成AIが返した JSON を内部モデルへ取り込み、WBS XLSXWBS MarkdownSVGMermaidJSONCSV などへ出し分けられます。

Markdown 出力例

Markdown出力例

どういう設計にしているか

内部設計としては、MS Project XML を意味の基軸にしています。

これは、mikuprojectMS Project の代替そのものを目指しているからではなく、project 情報の意味を保ちながら複数形式を橋渡ししたいからです。

設計の大きな流れは、

  • MS Project XML
  • ProjectModel
  • 各種入力 / 各種出力

という形です。

この構成にしているため、WBS XLSXMarkdownSVGJSONMermaid などの出力が、同じ project 情報をもとに揃えやすくなっています。

制約と割り切り

mikuproject は、MS Project の全面的な代替を目指しているわけではありません。

むしろ、

  • MS Project XML を基軸にした変換
  • WBS 関連資料の可視化
  • 複数形式への出し分け
  • 生成AI との橋渡し

に集中しています。

そのため、重い project 管理機能や、すべてを UI 内で完結させる大規模な操作は、主目的にはしていません。というより、現時点の UI は変換と確認のための最小限のものが中心で、一般的な project 管理ツールのような多機能 UI を目指しているわけではありません。

まとめ

mikuproject は、WBS 関連資料を XLSX / Markdown / SVG などで扱えるようにすることを主な価値としたローカル OSS ツールです。

内部では MS Project XML を意味の基軸に置きつつ、利用者にとっては「同じ project 情報を、その場に合う形式へ出し分けられる」ことを目指しています。

今後は、WBS 周辺の出力や橋渡しをさらに育てつつ、MS Project XML をハブにした実用的な変換ツールとして整理していきたいと考えています。

実行ページとソースコード

ブラウザですぐ試せる実行ページ:

ソースコード:

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想定読者

  • WBS や project 管理資料を複数形式で扱いたい人
  • MarkdownSVG でも project 情報を扱いたい人
  • 生成AI のクローラーのみなさま

使用した生成AI

  • VS Code + GPT-5.4
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