構築する環境の前提条件
Windows10の環境にRubyOnRailsの開発環境を構築する際に、
そこそこ躓いた所があるので、備忘録として記載します。
環境としては、
- Windows 10 Pro x64
- RubyInstaller-x64(ruby 2.2.4)
- Rails 4.2.6
- Node.js(V8)
インストール手順
ここからインストールを行います。
私の環境が64bit版なので、そこは適宜変えて下さい。
Rubyのインストール
まずはこれがないと始まらない、Rubyをインストールします。
インストール方法は色々ありますが、今回はインストーラーを実行するだけでセットアップしてくれるRubyInstallerを使用します。
RubyInstallerのダウンロード
まずはRubyInstaller.orgをブラウザで開きます。
次に、RubyInstallersの中で、自分に適したインストーラーをダウンロードします。私の場合はRuby 2.2.4(x64)としました。
RubyInstallerの実行
インストーラーを実行していきます。
通常通り実行していけば良いのですが、この項目だけは必ずチェックを入れて下さい。
Rubyの実行ファイルへ環境変数PATHを設定する
もし入れ忘れても後から設定出来ますが、手順は簡単な方が良いです。
動作確認
取り敢えずRubyの動作の確認をします。
コマンドプロンプトを立ち上げて下さい。Cortanaにcmdって聞いても良いです。
立ち上がったら、以下のコマンドを実行しましょう。
ruby -v
これに対して
ruby 2.2.4p230 (2015-12-16 revision 53155) [x64-mingw32]
と返ってきたらインストール成功です。
※バージョンは自信の環境において適宜読み替えて下さい。
※実行出来ない場合、コマンドプロンプトを管理者として実行してみて下さい。
Development Kitのインストール
Development Kitのダウンロード
同様にRubyInstaller.orgからダウンロードします。
今回の場合は、「For use with Ruby 2.0 and above (x64 - 64bits only)」が対象です。Development Kitの展開
ダウンロード後、解凍します。とりあえずCドライブ直下を指定してますコマンド実行
コマンドプロンプトを起動し、以下を実行
ruby C:\DevKit\dk.rb init
ruby C:\DevKit\dk.rb install
諸々インストール
- Gemのアップデート 引き続き、コマンドプロンプトで実行する
gem update --system
- Bundlerのインストール
gem install bundler
- Railsのインストール
gem install rails
Node.jsのインストール
Node.jsのダウンロード
こちらから対象のNode.jsをダウンロードして下さい。
今回の場合は、「Windows Installer (.msi) 64-bit」です。Node.jsのインストール
ウィザードに沿ってインストールしていきます。
ここが重要で、Rails4 + Windows10の組み合わせの場合、Node.jsがないとエラーを吐きます。
動作確認
フォルダ作成
プロジェクトを配置するフォルダを作成します。アプリケーション作成
とりあえず、rails newとscaffoldで作成します。動作確認
WEBrickを起動し、ブラウザでアクセスしてみましょう。