【初学者】AWSハンズオン③仮想サーバ(EC2)へログイン
はじめに
今回は前回記事の【初学者】AWSハンズオン②仮想サーバ(EC2)の作成の続きから、仮想サーバ(EC2)へログインについてのハンズオン記事を書いていきます。
用語
・インスタンスにログインするために『キーペア(公開鍵・秘密鍵)』が必要となる
・SSHとは「Secure Shell」の略で、ネットワークに接続された機器を遠隔操作して管理するための手段
【参考サイト】
インフラエンジニアじゃなくても押さえておきたいSSHの基礎知識
手順概要
①事前準備1(VPC・サブネット)〜②事前準備2(AMI・EC2停止起動)〜③EC2(インスタンス)へSSH接続してログインまでを構築していく手順をハンズオン形式で公開していきます。
EC2へログイン
①事前準備1(VPC・サブネットの変更)
PCのターミナルからインスタンスにアクセスしようとしたところ、VPC・サブネットにパブリックIPv4(赤枠の部分)を設定していなかったためアクセスが出来ませんでした。
そのためインスタンスをSSH接続できるように、パブリックIPを取得していきます。
VPCを確認してみる
【DNSホスト名 無効(写真撮り忘れ)】になっているのを確認できたので、ホスト名を編集していきます
サブネットを確認してみる
詳細【パブリックIPv4 アドレスを自動割り当て いいえ】と確認できたので、自動割り当てされるように設定していきます
無事に【パブリックIPv4 アドレスを自動割り当て はい】になったことが確認できました
②事前準備2(AMI・EC2停止起動)
再度インスタンスを立ち上げなければ反映されないので、インスタンスを終了させるまえにAMIを取得しておきます(現段階でのAMIの内容情報は少ないので終了でもいいかとは思ったのですが、学習のためAMIを作成)
AMIを作成していく
前回作成したEC2を削除する
AMIからEC2(インスタンス)を作成していく
前回のEC2と同じ内容で作成していきます(AMIの恩恵は今回はあまりないです)
EC2停止起動
起動して詳細を確認すると、VPC・サブネットにパブリックIPv4(赤枠の部分)が設定されて、インスタンスにも反映されていることがわかりました
③EC2(インスタンス)へSSH接続してログイン
早速ターミナルからインスタンスへログインをおこなっていきます
ターミナルからのログイン
% mkdir ~/ .ssh
【.ssh】というディレクトリ(フォルダ)を作成する
既に私の場合はディレクトリがあるので、Filse existsとエラーが表示されています
% mv Downloads/ダウンロードした鍵の名前.pem .ssh/
mvコマンドでダウンロードしたファイルを、【.ssh】というディレクトリ(フォルダ)へ移動
% cd .ssh/
cdコマンドで【.ssh】ディレクトリに移動(四角で囲っていますが、移動したのがわかるかと思います)
% ls
lsコマンドで【.ssh】ディレクトリの内部を確認すると、ダウンロードした鍵の名前.pemが移動していることがわかります
% chmod 600 ダウンロードした鍵の名前.pem
chmodコマンドで【ダウンロードした鍵の名前.pem】の権限を「0600」にします
【参考サイト】
chmod コマンド
※ssh接続を実行した際、以下のようなメッセージが表示されることがありますが「yes」と入力して実行してください
インスタンスへアクセスする
ssh -i ダウンロードした鍵の名前.pem ec2-user@作成したEC2インスタンスのパブリックIPv4 DNS
上記のコマンドをターミナルに打ち込み下記の画像が表示されたらログインが成功です
まとめ
前回、前々回に引き続きヨクワカラナイなんて方の、少しでも手を動かすための力になれたら幸いです。
間違い等ございましたら、お手数ですがご気軽にご教授いただけると幸いです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
【AWS ハンズオン】
【初学者】AWSハンズオン①VPC構築
【初学者】AWSハンズオン②仮想サーバ(EC2)の作成
参考書籍・記事
こちらの記事を参考にさせていただております。
【参考書籍】
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改
Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
【サイト】
0から始めるAWS入門①:EC2編
インフラエンジニアじゃなくても押さえておきたいSSHの基礎知識
chmod コマンド