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VSM (Value Stream Mapping) のススメ〜開発プロセス可視化〜

Last updated at Posted at 2017-10-27

もっと詳しい内容については下記のブログにのせておりますので、興味があればご覧ください。

■ 前提

ソフトウェア開発をする上で、普段の仕事をしている上で業務プロセスに無駄がないか分析したい。又はどこがボトルネックになっているかがわからないがQCD※の品質が低く感じるなどを思ったことはないでしょうか?
※品質(Quality)とコスト(Cost)と納期(Delivery)の頭文字

■ VSM(Value Stream Mapping) という考え方

VSMとは、バリュー・ストリーム・マップの略。

リーン生産方式やリーンソフトウェア開発において、生産や物流、ソフトウェア開発などの工程を改善する際に、現状を把握し将来のあるべき姿を明確にするために作成されるプロセス図のこと。もともとはトヨタ生産方式における手法で、トヨタ自動車では「物と情報の流れ図」という。
引用 : http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0803/24

■ VSMの用語について

用語 説明
プロセスのタイトル そのときに行ったプロセスの名前
リードタイム : LT (Lead Time) プロセスが次ステップに移るまでに要した時間の合計(PT+WT)
実行時間 : PT (Process Time) 実際にそのプロセスを実行している時間
待ち時間 : WT (Wasting Time) プロセスで待機状態の時間
%C/A : 完成と正確性の割合 上流プロセスから受け取ったものが手直しせずに使える割合

■ 具体的なVSMの記載の仕方

【VSM例】
20180517171257.jpg

■ 効果として見込まれる点

  • リードタイムを可視化することで、どこのプロセスにどれだけの時間がかかっているかが可視化される。
  • プロセスを可視化した上で、効果が高そうな改善ポイントを選べる。
  • プロセスを改善した上で、どれだけの時間的コストを短縮できたかを可視化できる。
  • 何と言ってもすべての業務プロセスを可視化をすることで対外的に説得力が生まれる!

せひ、皆さんもVSMを書いてみて普段の業務プロセス改善へ役立ててください。

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