はじめに
GitHubで使うgif動画をなるべく高品質で生成するための手順について備忘のためにメモします。
品質のためにパレットを適用するのですが、この一手間をかけないと仕上がりがザラザラになってしまいます。
手順
1. 元の動画を作成します。
仮に、"SwiftyPickerPopover_movie.mov"というファイル名のmovファイルがあるとしましょう。
QuickTimePlayerやSnapz Pro xを利用して生成したものです。
2. 品質のために変換用パレットを作ります。
(ffmpegを利用できる前提で説明します。インストールしてください。)
カレントディレクトリに"SwiftyPickerPopover_movie.mov"がある状態で、ターミルナルから実行します。
Terminal.app
ffmpeg -i SwiftyPickerPopover_movie.mov -vf palettegen palette.png
このような小さな画像が生成されます。これがパレットです。
↓
3. パレットを使ってgifに変換します。
Terminal.app
ffmpeg -i SwiftyPickerPopover_movie.mov -i palette.png -filter_complex paletteuse SwiftyPickerPopover_movie.gif
こうして生成されたgifをGithubなどで利用します。パレットは生成時のみ使うので不要です。
比較
つぶつぶザラザラ感がなくなり、よりスムースな仕上がりになりました。ただし、グラデーションが段々になって見えるのは残念なところです。