NativeScriptでアプリを作るとUITextfieldやWebViewでテキストを長押ししたときのメニューが英語になってしまいます。
「Select」「Select All」となってしまっていますね...↑
これらを日本語にしたい場合には以下のプラグインをインストールしましょう。
NativeScript Localize Plugin
https://github.com/lfabreges/nativescript-localize
プロジェクトのルートで以下を実行します。
tns plugin add nativescript-localize
appフォルダにi18nフォルダを作成し、その中にja.default.jsonを配置しましょう。
app
└ i18n
└ ja.default.json
ja.default.json の中身は以下のような感じです。
"My App" のところはご自分のアプリ名に置き換えてください。
{
"app.name": "My App"
}
あとはいつものようにtns build ios
するなりtns run ios
してみましょう。
長押しメニューが日本語になりました!
補足
この問題は、実はプラグインを使わなくても解決はできます。
platforms/ios
にあるXcodeプロジェクトを開き「Japanese」をLocalizationを追加すれば解決です。
ただその場合、一度Platformを消してしまうと、Localizationの設定が英語に戻ってしまうというデメリットがあります。
そこでこのプラグインを使うと、ビルド時に動的にLocalizationを追加してくれ、
Platformを削除した場合も手動で追加する必要がなくなります。
NativeScriptではplatformsフォルダは動的に生成される前提で、生成されたXcodeプロジェクトはバージョン管理にも含めないため、プラグインを使って動的に書き換えるほうがスムーズなはずです。