■環境
[Host]
Windows 7
Virtual Box 5.1.30
{guest]
CentOS7
■やりたいこと
Elastic Search+Kibanaをインストールしてみたい
CentOS6でも7でも良いようなので自分的にまだバリバリ慣れてはいないCentOS7を選択
■ハマったこと
Virtual Boxには何度もLinuxをインストールしたことあり
最近はVagrantでUbuntu立ててみたり
でのほほんといつもとおりVM立ててCentOS7インストール
インストール後、まずSSHがつながらない、yumがつかえない(NWでれない)
■試行錯誤(時系列)
CentOS7インストール後、そのままの状態で、Virtual Boxのネットワーク - NAT - 高度 でポートフォワーディングを有効にする(ホスト:2222 -> ゲスト:22)
Teratermからlocalhost:2222 でアクセス
ログインダイアログが表示されたのでおお、すぐつながる状態なのか(=sshdが起動していてファイアウォールの制限もない)。へ~となる。
rootログインも最初からできるのかな? とrootログインを試みようとするが、パスワード入れてOKボタンを押しても反応がない(これ最近Vagrant試したときもこうなったな・・そのときはVMが起動完了できてなかっただけだったけど)
ググった結果、VMに2つめのNICを追加することにする(ホストオンリーアダプタ)
Virtual Boxを手軽に安全にサクっと使うには、デフォルトのNAT+ホストオンリーアダプタの2つのNICを利用するのがベストプラクティスみたい(これはもちろん使い方と環境による)。社内LAN上にローカルのVMを存在/認識させたくないしVMからはPC経由してyumとか使いたいので自分的にはこれがハマり。
設定手順は、CentOS7をシャットダウンして、Virtual BoxのVM設定画面 - ネットワーク - アダプター2 - ホストオンリーアダプタを有効化して、CentOS7起動。
起動後、# nmcli conn show コマンドを叩くと、「有線接続 1」が追加されてる。# nmcli conn show "有線接続 1" を実行するとDHCPで自動的に振られたIPが確認できる。※接続名が日本語うぇ・・気にしない
設定されたIP:22に対してTeratermで接続してみる。今度はログインOK! ここからはPC(Windows)とのクリップボード介したコピペができて嬉しい
がまだyumつながらない。インターネット出れないんだ。こういうときはまず# ping 8.8.8.8 (->Googleが好意で公開してるDNSサーバ) がとおることを目標にしていろいろ切り分ける
結果、Virtual BoxさんがやってくれてるはずのDHCPが、NATのネットワークに利いてないんだと理解する。
Virtual Boxの環境設定でDHCPはちゃんと設定されてるのでこれどうしようかなと・・
強引ですけど、DHCPで当てられるであろうIPアドレスなどを静的にNATネットワークにひもづいてるifcfg- ファイルに書いてしまって解決しました。
NATでVMに振られるのは10.0.2.15/24, GW=10.0.2.2 のようなのでコレをスタティックに振っちゃいます!
# cd /etc/sysconfig/network-scripts
# cp -p ifcfg-enp0s3 ifcfg-enp0s3.bak #戻せるように
# vi ifcfg-enp0s3
BOOTPROTO=none
ONBOOT=yes
IPADDR=10.0.2.15
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=10.0.2.2
# systemctl restart network
# ping 8.8.8.8 でつながるようになりました!
プラス、社内で使われてるDNSサーバを/etc/resolv.confに書いてあげて、社内外のサーバの名前解決もOK!
yumを使えるようになりました。
#Virtual Boxの仕組みにちょっと強くなれたけど、VMのネットワーク不通の切り分けはつらい・・