はじめに
使い捨てのAWS Lambda(node.js)の実行環境をEC2に構築するときのメモです。
AWS Lambdaの実行環境は、1〜2年に1度、利用できるnode.jsのバージョンが追加されます。
今年も、4月にv8.10.0が利用できるようになりました。
AWS EC2にLambdaと同じバージョンのnode.jsをインストールする場合、代表的なインストール方法は次のようになります。
- ソースからmakeでインストール
- linux用のバージョン管理ソフト(yum etc.)を使ってインストール
- node.js用のバージョン管理ソフト(nvm etc.)を使ってインストール
このうちのyumでインストールしたときのメモです。
EC2はAmazon Linux AMI バージョン (AMI 名: amzn-ami-hvm-2017.03.1.20170812-x86_64-gp2)を利用しました。
インストール
$ sudo yum install nodejs-8.10.0 npm --enablerepo=epel
(備考) ソースやnvmからインストールしたnode.jsは事前にアンインストールしておきます。
確認
$ node -v
v8.10.0
$ npm -v
v6.0.1
更新対象から除外
nodejsをsudo yum update
の対象から除外しておきます。
/etc/yum.conf
exclude=nodejs
(備考)アンインストール
私の場合、前回、ソースからインストールしたので、yumによるインストールの前に、ソースからインストールしたnode.jsのアンインストールを実施しました。また、アンインストールしただけだと、node.jsのパスを誤認識する状況になってしまったので、EC2のインスタンスを再起動しました。
$ cd nodeのソースコードのディレクトリ
$ make uninstall