はじめに
前回のLODの続きです.(前回の記事 : データ可視化のテクニックvol.2 - LOD)
今回は表計算について紹介します. LODより簡単でとっつきやすいかと思います.
表計算とは
表計算とはクエリの結果が返された後の結果を使用して値を計算します. 端的にいうと画面に表示されている項目だけを使って計算する方法とも言い換えることができるかと思います.
まず表計算の式の作り方ですが、表計算は任意のメジャーを右クリックして"表計算の追加"を選択するとポップアップが出ます.
どんな計算をどんな向きで追加するか設定します. ちょうどExcelのような感覚だと思います.
今回はランクで表計算式を作成しました. 新規に表計算用の数値項目が作成されるので、もう一度売上を追加しました.
表計算がLODと違うところは、表示されている数値の範囲内で計算がされることです. では年度にフィルターを設定して、特定の年度に絞って表示してみましょう.
すると、表示されたデータの中でランキングを返してくれています. このように動的に値を変更させたいときは表計算式を使うことがとても有効です.
まとめ
いかがでしたでしょうか. 表計算は実際に使うケースが多いかと思います. そしてこれをExcelでやろうとすると大変だったりするのでTableauは本当に便利なツールだと思います.