情報が錯綜してて、一日まるごと無駄にしたので記しておきます。
この記事は2017/05/06時点の情報です。
使うもの
- RaspberryPi B+
- Elecrow3.5インチタッチパネル タッチスクリーンディスプレイ
- microSD 8G以上
- 任意の給電ケーブル
結論先取
OSのイメージはここから該当するモデルのものを取得しましょう!!!
https://www.elecrow.com/35-inch-480x320-tft-display-with-touch-screen-for-raspberry-pi-p-1385.html
後は「Driver for B+/2B」あるいは3Bからドライバを取得して、ユーザマニュアルに添って
- microSDをフォーマット
- microSDにイメージをリストア
- microSDをRaspberryPiに挿す
- RaspberryPiにディスプレイを挿す
- 電源を投入する
だけです!!
Raspbian( https://www.raspberrypi.org/downloads/ )をインストールした後に公式配布のドライバーを導入すると、再起動後にカーネルパニックを起こします。
失敗例
パターン1
既にインストール済みのRaspbianに公式( https://www.elecrow.com/35-inch-480x320-tft-display-with-touch-screen-for-raspberry-pi-p-1385.html )のドライバーをダウンロードして
$ tar zxvf LCD-show-161112.tar.gz
$ cd LCD-show/
$ ./LCD35-show
の順にコマンドを打つと自動的に再起動がかかるが、ディスプレイにはなんの表示もなく、SSHも出来ない。
HDMIを繋いで見るとkarnel panicの文字。駄目っぽい。
パターン2
ドライバーを取得する先を変更すれば動くという説を発見し、以下のサイトの「树莓派LCD驱动:161112」からドライバーを拾ってくる。
http://www.waveshare.net/wiki/3.5inch_RPi_LCD_(A)
$ tar zxvf LCD-show-161112.tar.gz
$ cd LCD-show/
$ ./LCD35-show
同様にカーネルパニックを引き起こす。
解決策
公式マニュアルをよく見ると、DVD(そんなもの同封されてないが)の中は以下のようなディレクトリ構成になっているらしい。
├ document/
├ IMAGE/
├ Interface/
└ software/
IMAGEディレクトリ以下に入ってる TFT320TP-Raspberry-140921-V3.0.img
をSDにリストアしろとの記述がある。
ダウンロードしたドライバの中身を見てみる。
├ document/
├ Interface/
└ software/
無いですね。
これは以下のURLの赤枠部分で入手できます。
適宜自分のRaspberryPiのモデルに合わせたものを選んでください。
https://www.elecrow.com/35-inch-480x320-tft-display-with-touch-screen-for-raspberry-pi-p-1385.html
あとは以下の通りです。
- SDFormatterでmicroSDをフォーマットする。
- USB Image ToolでmicroSDに先程取得したイメージをリストアする。マニュアルと異なり、イメージのファイル名は
LCD35-150602.img
でした。 - microSDをRaspberryPiに挿し、ディスプレイも挿して電源を投入。
ソフトウェアキーボードもデフォルトで入ってていい感じです!
そういえばドライバ自体は全く使ってないですね、何なんだ
後は自由に
- WiFiドングルや有線LANを使ってSSH(自分の場合はデフォルトでSSHは許可されてました)したり
- piユーザのパスワードを変更したり
-
$ raspi-config
でLocaleを日本にしたり -
$ sudo apt-get update
や$ sudo apt-get dist-upgrade
したり
適宜調理していきましょう。
以上。