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170819三年後のウェブ地図に備えて考える

Last updated at Posted at 2017-08-19
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問題設定

大量の現金の流れを掴んでいないプレイヤーが三年後のウェブ地図に備えて考えるべきことを整理し、自分のスタンスとして晒すことで新たな議論を得る。

  • 結局、スタンスを持たないのは卑怯だから
  • スタンスはいつでも更新してよいから

選択肢

大量の現金の流れを掴んでいないプレイヤーの選択肢

  1. 大量の現金の流れを掴む
  2. 大量の現金の流れを掴んでいない前提で戦略や戦術を考える

私の場合は 2. を選択。


状況分析

大量の現金の流れを掴んでいないことを前提とするということは、ウェブ地図の運営自体が本業という訳ではないですね。本業を支えるという性格でウェブ地図を運営するというわけだ。

本業の目的・目標をよく把握することは大事で、それが戦略につながるが、ここでは戦術のみを考える。


ただ、これだけは記しておく

本業に寄与しない機能は削るべき。

  • その機能、もっと正しく実装できる人が他にいるから。コラボの芽出しを阻む。
  • 真剣を振るえない機能の混入は全体の質を下げるから。顧客に失礼にあたる。
  • どうしてもやりたいなら、それは本業に寄与するのかもしれない。あるいは、本隊と分離して試行してはどうか。

戦術考案の判断要素

  • Web GL の主流化完了
    • 2D と 3D を融合して提示したほうが経済的に
  • モダンウェブが普通になる
    • fetch とか promise とかコンポーネントとか普通になる
  • 扱うデータ量は増え、転送技術は進展する
    • 同時アクセス数というよりは一ユーザあたり転送量に対してもスケールせよ
    • その意味でもオフラインキャッシュ主流化

戦術案

  1. 基本モデルを踏襲して近代化改修
    • レイヤメタデータ、タイル、目録
    • これにオフラインキャッシュをビルトイン
    • モダンウェブで作り直し
  2. UI はどうする?
    • 3次元と2次元の一枚化はするが、ボタンの配置程度は直しても基本構成は踏襲
    • UIとボンネット下を同時改修しない

現時点での部品候補

このスライドはいつでも豹変する可能性あり

  • 標高タイル対応した Mapbox GL JS 又はベクトルタイル対応した Cesium
  • Service Worker 系活用
  • 軽めの Web Components 活用
  • サーバサイドは引き続き回避
    • 使っても lambda

入れるべきとは思いにくいもの

  • パーソナライズ;大量の現金の流れを掴んでいない場合には、止めたほうが経済的に回る可能性が高まる。
  • ストーリーマップ;まだまだ当面、語るのはサイトじゃなくて人でありスライドだろう。

このスライドには、言わずもがなのことも書いておく。


オープンな課題

  • レイヤメタデータ肥大化問題
    • しかし各人が必要なレイヤ数は少数
    • でも大量の現金の流れを掴んでいるわけではないので、パーソナライズは回避
  • レイヤ情報の集め方、読み込み方、回し方
    • レイヤメタデータの標準化はまだ進まないだろう。タイルの主流化完了待ち。
  • バイナリベクトルタイルスタイルの設定自由度の制御(ゲームバランス的な意味で)

さらに挑戦的になる場合に参考とすべき作品

  • iD editor
    • つまり作図です。
  • Maputnik
    • 状態の扱いとかの部品取り。

蛇足

通常、大規模な地理空間情報はバージョン管理するべきものじゃない。時系列バックアップするべきものだ。

バックアップの思想に立った上で、効率的にバックアップする方法を洗練させよ。

おおむね、TimeMachine と似たような思想に結果的になる。また、目録とも思想が似る。


書いてみた感想

  • 私は思ったよりオフラインキャッシュを気にしている
    • 単に外出用じゃない。日常使用の高速化に使うつもりだ。
    • 結局、アプリに迫ることを意味しているのだろう。
  • 投影の話が出てこなかった
    • 積極推進というよりライブラリ待ち

書いてみた感想 Cnt'd

  • 国際化にはコストをかけるのか?
  • 結構、私はパターンを知っている。
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