Titanium で binary データをファイルに書き込む方法

Titanium は内部的に Blob を使っている箇所もあり、画像データや HTTPClient で取得したデータなどは、Binary でファイルに書き出すことができます。

ただ、プログラム中で作った Binary っぽいデータなど（音声データや動画データなど）は、
普通に file に write するだけではうまくいかない場合があります。

そんな時は、Ti.Buffer を使ってみるといいと思います。

function pack(fmt, data) {
    var result = '';
    //... implement 'V' only
    switch (fmt) {
    case 'V':
        result += String.fromCharCode(data & 0xFF);
        result += String.fromCharCode(data >> 8 & 0xFF);
        result += String.fromCharCode(data >> 16 & 0xFF);
        result += String.fromCharCode(data >> 24 & 0xFF);
    }
    return result;
}

// Binary っぽいファイルを Binary でちゃんと出力する
var blob, buff, file;

blob = [
    'fmt ',
    pack('V', 16),
    pack('V', 44100)
].join('');

buff = Ti.createBuffer({length: blob.length});
for (var i = 0; i < blob.length; i++) {
    buff[i] = blob.charCodeAt(i)
}

file = Ti.Filesystem.getFile(Ti.Filesystem.tempDirectory, "binary");
file.write(buff.toBlob());

Binary っぽいデータを一度 Ti.Buffer に書き込み、toBlob を使ってバイナリ化して書き込みます。

普通に書きだしたとき

\xC2 というデータが書き出されてしまっている。リトルエンディアンで処理しているバイナリデータをUTF-8で書きだすからなんか変になっているのではないかと。

Blob で書きだしたとき

\xC2 は書き出されていない。