3つのQとSNS

他のWebサービスの場合では、この3つのQをどの程度満たしているだろうか。twitterやPinterest、Tumblr等のサービスを利用していて思うのが応答性の速さだ。TumblrとPinterestは画像中心なのでやや重いがそれでも日本の類似サイトより速い。一方こういったサイト群はある欠点を持っていて、それが遡行性の悪さだ。これらのコンテンツの過去ログを捲るには只管ページを下方へ押し下げていかねばならず、捲る程にページが肥大化するのでメモリを圧迫する。メモリ容量の低いPCでこれらのサイトを漁っていると直にハングが迫ってくる。
またサイトの仕様上余り過去のコンテンツを参照出来ないようになっている。Twitterも3000レス程で打ち切りされ、ユーザ側からはこれより以前のものにはアクセス不可となっている。深層Webという用語が何時からか使われ出しているが、ある意味これらのSNSは自サイト内に通常ユーザからはアクセス出来ない深層部を構築していっている事になる。すると、この点ではblog等旧来からあるサービスの方が便利かつ全コンテンツへのアクセスが容易である事が判る。アーカイブ化も比較的簡便で、かつ月別、年別に整理されているので閲覧に向いている。
近年のSNSサービスの傾向を見ているとどうにもアクセシビリティを限定する事でユーザ側からのWebコンテンツを著しく表層化させようという動きがあるように思えてならない。サイト負荷という観点からは好都合なのだろうがコンテンツのアクセシビリティ低下は実質的にQuantityの低下を招いていると言える。これはWebをどのようなものにしていくのだろうか。

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