※ 本記事はnote投稿の転載です。
※ https://note.com/super_crow2005/n/n564ab597a665
(3)「鰈(カレイ)の唐揚げ」のオントロジーを作る
それでは作者moritoshのレシピのオントロジーを作っていこう。
まずprotégéで新規ファイルを作る。[File]->[New...]としウィンドウが開いたら、
Ontology IRI:を http://www.onto.org/life/food/cookpad_moritosh/ とし、
Imported ontoloties:でdirect Import(+)より、修正したcooking_recipe.rdfとfood_material.rdfをインポートする。
Ontology Prefixesで、接頭辞とIRI(フラグメント#まで)を次のようにする。
recp: http://www.onto.org/life/food/recipe#
fmat: http://www.onto.org/life/food/material#
cp_moritosh: http://www.onto.org/life/food/cookpad/moritosh#
ここでファイルを保存する。[File]->[Save...]とし、ファイル名をcookpad_moritosh.rdfとする。
ここからインディビデュアルを作っていく。レシピを作成して、材料一覧を作成、そして作り方を作成する。トップダウンにやっていく。
レシピ「鰈(カレイ)の唐揚げ」についてのインディビデュアルの名前(IRI)は"鰈(カレイ)の唐揚げ_"で始まるものとする。
まずレシピクラスのインディビデュアルは鰈(カレイ)の唐揚げ_レシピとする。
データプロパティについては次のように設定する。
nameは鰈(カレイ)の唐揚げ、Language Tagはja
titleは鰈(カレイ)の唐揚げ、Language Tagはja
レシピIDは17453004、Language Tagはja
作者はmoritosh@cook_40029950、Language Tagはja
紹介は"身、皮、ひれのすべてがおいしいです。背骨と頭が残るだけです。\nこのレシピの生い立ち\n本当はさば塩を作ろうと思いましたが、魚屋にさばが無く、伊佐木、烏賊、鯵、秋刀魚、鰯、鰈がありました。鰈に反応してしまいました。"、Language Tagはja
コツは"揚げる油は強火で熱し、カレイを入れてから、油が再度熱くなったら、弱火~中火にします。水のはじける音が少なくなってきたら上げます。"、Language Tagはja
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_1.jpg、Language Tagはja
次に材料一覧を作っていく。まず材料一覧クラスのインディビデュアルは鰈(カレイ)の唐揚げ_材料一覧である。
さて、材料だが、鰈(カレイ)の唐揚げでは、カレイと片栗粉だけである。カレイは食材のオントロジーmaterial.rdfのクラスになかった。したがってmatgerial.rdfのClassesツリーで、魚介類クラスを選択し、カレイクラスを作成する。そしてファイルを保存する。
cookpad_moritosh.rdfを開いているprotégéを閉じて、再度cookpad_moritosh.rdfを開く。Classesのクラスツリーで、食材-魚介類-カレイがあることを確認する。そのカレイを選択し、画面右下のDescription:カレイ欄のInstances(+)からインディビデュアルのカレイを作成する。同様に片栗粉のインディビデュアルも作成する。
材料項目のインディビデュアルは、鰈(カレイ)の唐揚げ_カレイと鰈(カレイ)の唐揚げ_片栗粉である。
鰈(カレイ)の唐揚げ_カレイのインディビデュアルについて、オブジェクトプロパティのref_matにカレイを設定する。データプロパティは数量は2@ja、単位は匹@jaである。単位は正しくは枚かもしれない。
鰈(カレイ)の唐揚げ_片栗粉は、ref_matが片栗粉、数量は少々@ja、単位は無し(""@ja)とする。
インディビデュアルの鰈(カレイ)の唐揚げ_材料一覧を選択し、オブジェクトプロパティhasで鰈(カレイ)の唐揚げ_カレイと鰈(カレイ)の唐揚げ_片栗粉を設定する。
鰈(カレイ)の唐揚げ_レシピを選択し、オブジェクトプロパティhasで鰈(カレイ)の唐揚げ_材料一覧を設定する。
これで材料一覧ができた。
次に作り方を作成する。まず作り方(全体)を作る。
作り方(全体)のインディビデュアルの名前(IRI)を鰈(カレイ)の唐揚げ_作り方(全体)とする。
後は、各ステップのインディビデュアルを作成して、作り方(全体)からheadで先頭のステップに関連付けし、ステップの順にnext_siblingで関連付けすればよい。
ステップ毎のIRI、title、text、写真を示す。IRI以外はデータ型は@jaである。
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1
ステップ1
カレイにはすごいぬめりがあります。こすり洗います。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_1.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ2
ステップ2
包丁を寝かせて、削ぐような感じでうろこを取ります。うろことりは通用しませんし、包丁を立ててもうろこが引っかかりません。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_2.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ3
ステップ3
裏側の腹の部分に包丁を入れて内臓を出します。洗います。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_3.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ4
ステップ4
キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_4.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ5
ステップ5
骨(中央)と背びれ、腹びれの付け根に包丁を入れます。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_5.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ6
ステップ6
揚げ油を熱します。十分熱くなったら、カレイに片栗粉を振ります。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_6.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ7
ステップ7
揚げ油に投入します。最初強火で揚げ、油が熱くなってきたら弱火~中火にします。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_7.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ8
ステップ8
水分のはじける音が弱くなってきたら上げます。油を切ってから盛り付けます。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_8.jpg
鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ9
ステップ9
塩を振って食べます。レモン、ケチャップでもおいしいと思います。
背びれ、はらびれはそのまま食べます。ちょっと硬いですが頭も大丈夫です。
写真は鰈(カレイ)の唐揚げ_9.jpg
ステップ9については、料理手順ではなく、食べ方の紹介になっている。ここのところは、一度作成・公開した後に、付け加えてのだと思う。その頃は、他の作者のレシピもよく見ていて、確か、アレンジについて、自作・多作問わず関係するレシピへのリンク(ID)を書いたり、またお付き合いみたいなことも記載している人もいたような。
まずprotégéのClassesでクラスツリーからステップを選択、右下Description:ステップ欄のInstances(+)より、鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1を作成する。
データプロパティで、titleは"ステップ1"@ja、textは"カレイにはすごいぬめりがあります。こすり洗います。"@ja、写真は"鰈(カレイ)の唐揚げ_1.jpg"@jaとする。
これで、上の表と設定項目との対応はわかるだろう。同様にprotégéで設定していってもよいが、ここではRDFファイルのテキストを直接編集することにしよう。
RDFファイルcookpad_moritosh.rdfに設定してあるステップ1は次である。
<!-- http://www.onto.org/life/food/cookpad_moritosh#鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1 -->
<owl:NamedIndividual rdf:about="http://www.onto.org/life/food/cookpad_moritosh#鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1">
<rdf:type rdf:resource="http://www.onto.org/life/food/recipe#ステップ"/>
<recp:text xml:lang="ja">カレイにはすごいぬめりがあります。こすり洗います。</recp:text>
<recp:title xml:lang="ja">ステップ1</recp:title>
<recp:写真 xml:lang="ja">鰈(カレイ)の唐揚げ_1.jpg</recp:写真>
</owl:NamedIndividual>
これをコピペして、ステップ1のところ、またtext、写真のところを変えていけばよい。
ステップ9まで作成したら、次にステップ間の関係を設定する。まず鰈(カレイ)の唐揚げ_作り方(全体)を選択し、オブジェクトプロパティheadで鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1を設定する。次いで鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ1においてnext_siblingで鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ2を設定する。以降、next_siblingで鰈(カレイ)の唐揚げ_ステップ9まで設定すればよい。
最後に鰈(カレイ)の唐揚げ_レシピからオブジェクトプロパティhasで鰈(カレイ)の唐揚げ_作り方(全体)を設定すればよい。
以上で、鰈(カレイ)の唐揚げ_レシピの完成である。
ファイルは以下の通りである。
ファイル:cookpad_moritosh_001.rdf
https://note.com/api/v2/attachments/download/53635821ad2411c67e15bd9232c72659
