はじめに
こんにちは。今回は大学2年の春に受験し、2ヶ月の勉強で合格することができた基本情報技術者試験についてお話しします。「情報系の学部に所属しているから当たり前」と思われるかもしれませんが、当時の私はプログラミング以外のコンピュータ、ネットワーク、セキュリティなどの知識はほぼゼロでした。そんな私でも合格できた勉強法なので、情報系でない方にもきっと参考になるはずです!
勉強法
まずは参考書を買いに行きました。私は「いちばんやさしい基本情報技術者」を購入しました。理由は単純にイラストでやさしく解説されていて読みやすかったからです。他にも色々あるので実際に書店に足を運んで自分の好みで選びましょう。
https://amzn.asia/d/gHIYLow
では、参考書を買ったことですし勉強を始めます。まず、試験の概要を知る必要があるので 2, 3日でざーっと読みました。読むというより、「見る」と言ったほうがいいかもしれませんね。ここで中身の理解はしません。あくまで知るだけでOKです。そうすることで勉強の見通しが立つのでモチベーション維持にも繋がります。参考書はぶっといですが頑張りましょう。
次に、理解→即アウトプットのフェーズに入っていきます。一章分読んで、問題をすぐ解くということです。ここでいう問題は参考書にあるものです。これを大体1日2時間程度で1ヶ月に3周しました。もうこれで基本情報技術者試験とはなんたるかを理解できるはずです。
そして次は「過去問道場」という学習サイトに取り組みました。ここで科目A、科目Bの演習をしていきます。私の場合、参考書では科目Aに相当する問題のみ解いていたので、ここで初めて科目Bの問題と対峙しました。
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
ここで科目Bについて軽く説明しておくと、20問中16問は「プログラミングとアルゴリズム」の問題です。といっても特定の言語を習得する必要は全くなく、プログラム処理に関する基本的な知識を押さえておけば大丈夫なのです。プログラミング触ったことないよーって人は実際に手を動かしてコードを書いてみる方が覚えやすいと思うので、プログラミング学習サイト(paiza, progate等)でやってみるのもおすすめです。
このあたりで大学の前期の授業が始まっていたので、科目Aと科目Bの演習を休日に1時間程度取り組むなどして対策をし、月末に受験しました。
結果
科目Aが635/1000点、科目Bが640/1000点で合格しました!!
ギリギリではありましたが、この程度の演習量でも合格ラインに到達できるということが証明できたと思います。もし余裕を持って合格を目指したい方は、過去問道場での演習量を増やすことをおすすめします。

おわりに
ここまでこの試験の勉強法をお話ししてきましたが、この試験で得るものは大きかったと思います。合格したのはもちろんそうですが、基本的なコンピュータサイエンスの体系的な知識を得られたことが有益だったと感じています。そしてこれを自信に大学での勉学に励み、この年度の在学特待生をとることができたので私にとっては非常に良い経験でした。みなさんもぜひ、この試験を受けて合格を勝ち取ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。