Windows10 => CentOS5.5
さて、タイトルのとおりですが、色々あってWindows10 がプリインストールされたマシンをクリーンインストールして、CentOS5.5 を入れることになりました。
その中で数か所ハマったところがあるので残しておきます。
目次
- CentOS5.5 の入手経路 (未解決)
- インストールできなかった原因 (解決)
- SystemRescueCd の使用 (成功)
CentOS5.5 ってどっから入手できるんだっけ?
最初のハマリポイントは、OSの入手方法です。
実は、以前
http://blog.fusic.co.jp/archives/3796/
を参考に、CentOS6.6 を使ってvagrant box を作ったことがありました。
なので、liveDVD.iso
ファイルをネットから探してくれば良いということを知っていました。
ところが、
- 理化学研究所
- 国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学
- 山形大学
という感じで、どこにも置いてないんですね。
どこも、Readme
だけのもぬけの殻。
http://qiita.com/timothy_o/items/d7d7b8de23b426eddf2f
をみつけて探してみても、
http://archive.kernel.org/centos-vault/5.5/isos/x86_64/
liveDVD.iso
がない。
結局、僕は会社にあった秘伝の"CentOS5.5 install disk"を見つけて使いました。
歴史って大事だなと感じました。
もし秘伝のDVD がない人は、liveCD.iso とかからがんばってください。
その方法についてはここでは触れません。
インストールでハマった
DVD を手に入れたので、Bios を立ち上げてドライブ起動順を切り替えました。
ついでに、BIOSの設定で、SafeMode なるものがあったのでdisable にし、
UEFI モード とかいう設定をオフにしました。
そのまま、設定を保存し言われるままに作業を進めました。
しかし、ついにインストールと言うところになって、またしてもエラーが発生しました。
以下、会話の流れです。
`全てのパーティションを削除して上書きする(英語は忘れた)`を選択
"ほんと?" => YES
設定とかいじる? => NO
なんかパーティションのフォーマットが違ってるからインストールできないということらしい。
エラーメッセージを超意訳すると、
Windows10がインストールされているマシンのパーティションフォーマットは `GPT` だが、
CentOS5系 が採用しているフォーマットは`MBR`だから書き込めないよ
という感じです。(後半は書いていないけど、結局フォーマットを変更することにより解決した。)
ということで、もう一度windows を立ち上げ直し、バックアップディスクを作成し(最初にしておいたほうが良い)、
SystemRescueCd
https://www.system-rescue-cd.org/SystemRescueCd_Homepage
というソフトを空のDVD に書き込みました。
後述しますが、SystemRescueCd は、ファイルのパーティションを変更するのに用いました。
その後、PC をrebootし、 SystemRescueCd をboot しました。
起動したら、startx
というコマンドを打ち、GUI を立ち上げました。
そして、GUI でGParted というソフトフェアを起動しました。
メニューの中から、
Device
=> create partition table
というのを選択し、
セレクトボックスの中から、msdos
を選択しました。
これにより、パーティションが変更されたようです。
本当に一瞬で終わりました。
ちなみに、この操作を行った瞬間、データは壊れてしまうらしいです。
その後、もう一度PC をreboot し、Disk を入れ替え、CentOS5.5 のインストールを行いました。
今度は無事成功でした。
まとめ
ということで、新しいマシンに古いCentOS を入れるときには
パーティションに気をつけなくてはいけないようです。
サーバーの知識がほとんど無いので、間違ったことを書いている部分もあるかと思いますが、
コメントや編集リクエストでご指摘いただけたらと思います。
よろしくお願いします。