LoginSignup
19
17

More than 5 years have passed since last update.

MacOSXのメニューバーに定期実行したスクリプトの標準出力を出せるBitBarが地味に便利

Posted at

概要

最近Rebuildを聴いていて、
MacOSXのメニューバーに定期実行したスクリプトの標準出力を出すことの出来るBitBarというツールを紹介していたので、
試しに使ってみたところ、地味に便利だったので紹介します。

※BitBarの推奨環境は以下です
requires Mac OS X Snow Leopard or newer (>= 10.6)

インストール方法

BitBarのGitHubのリリースページからダウンロードします。
※2016年3月現在だと、「BitBar-v1.8.0.zip」が最新でしたのでこちらをダウンロードします。
Download後、Bitbarのファイルを/Applicationsフォルダに移します。

スクリプト格納先の指定

アプリケーションの起動すると、BitBarで定期実行したいスクリプトの格納先を指定するページが出てくるので、適当に作成したディレクトリを指定します。
問題なく設定できていればメニューバーにBitBarの表示が出てくるはずです。

スクリーンショット 2016-03-18 午後1.27.28.png

とりあえずテスト用のスクリプトを実行

とりあえず、以下のテストスクリプト「bitbar-test.10s.sh」を先ほど作ったフォルダに格納します。
※chmodでファイルに実行権限をつけるのを忘れないでください。chmod +x bitbar-test.10s.sh

bitbar-test.10s.sh
#!/bin/bash
echo "text | color=red" #色指定できる
echo ":speech_balloon:" #絵文字も使用可能
echo "---" # これより下はメニューバーには表示されない(メニューアイテムとして表示されます)
echo "qiita | href=http://qiita.com/LOUIS_rui" # linkも貼付けられる
date

上記が完了したら、BitBarのメニューアイテムのRefresh allを実行します。
スクリーンショット 2016-03-18 午後1.39.29.png

すると、メニューバーに「text」か「:speech_balloon:」が10秒おきに出てきます。
また、そこをクリックするとqiitaへのリンクやdateコマンドの実行結果も出てきます。

スクリーンショット 2016-03-18 午後1.41.22.png

使い方

スクリプトのファイル名は以下のように設定します。
{ファイル名}.{実行間隔}.{拡張子}

実行時間は秒、分、時、日で指定する事ができます。

10s 10秒おき
1m 1分おき
2h 2時間おき
1d 1日おき

なお、今回僕が作成したファイル名は「bitbar-test.10s.sh」ですので、
10秒おきにスクリプトを実行する事ができます。

新しくスクリプトを置いたら、Refresh allを行いBitBarに反映します。

プラグインもあります

自作スクリプトのみならず、プラグインも実行可能です。
先ほど作ったフォルダ(BitBarPluginsとします)に以下のプラグインのレポジトリをcloneしてsymlinkを張ればオッケーです。

cd BitBarPlugins
git clone https://github.com/matryer/bitbar-plugins
# Rebuildで紹介していたHackerNewsを取ってくるスクリプトを有効にしてみました
ln -s ../bitbar-plugins/Web/HackerNews/hacker_news.rb hacker_news.1m.rb

※反映にはRefresh allを行います。

最後に

BitBarが地味に便利と冒頭言いましたが、僕の地味に便利なBitBarの使い方を最後に紹介します。

会社の部屋移動等でwifiが切れるとVPNを再接続しに行かなければならなかったのですが、
VPNが切れていた場合stokenを使って再接続するようなスクリプトをBitBarに置いて、
これを定期実行させる事で幸せな毎日が送れるようになりました。

ありがとう、BitBar!

参考:https://github.com/matryer/bitbar

19
17
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
19
17