UbuntuでChromeリモートデスクトップ


UbuntuでChromeリモートデスクトップ

Ubuntuをホスト側(操作される側)としてChromeリモートデスクトップを使ってみる。リモート側(操作する側)はiPhoneとする。ここではUbuntuでの手順のみを書く。

(注) なお、現時点(2019年2月4日)で以下に紹介する手順を実行してChromeリモートデスクトップを使用した場合、ホスト側の音声がリモート側で聞こえないという現象が起きている。それでも構わないという人を除き、以下の手順を実行することはお勧めしない。


環境


  • Ubuntu 18.04 LTS 64bit版

  • iPhone 7 Plus


準備

①Googleアカウントを作成する。

②iPhoneに「Chrome リモート デスクトップ」をインストールする。


Google ChromeとChromeリモートデスクトップのインストール

以下はUbuntuでの手順である。

①端末で以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押す。

cd ~/ダウンロード; \

wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb; \
wget https://dl.google.com/linux/direct/chrome-remote-desktop_current_amd64.deb; \
sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb; \
sudo dpkg -i chrome-remote-desktop_current_amd64.deb; \
sudo apt install -f -y

②「[sudo] **** のパスワード:」でパスワードを入力して「Enter」キーを押す。


グループの追加

上に続けて実行する。再起動するので注意。

○端末で以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押す。

sudo usermod -a -G chrome-remote-desktop $USER; \

sudo reboot


設定ファイルの修正

①端末で以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押す。

cd /opt/google/chrome-remote-desktop; \

./chrome-remote-desktop --stop; \
sudo cp chrome-remote-desktop chrome-remote-desktop.orig; \
sudo sed -i -e 's/FIRST_X_DISPLAY_NUMBER = 20/FIRST_X_DISPLAY_NUMBER = 0/g' chrome-remote-desktop; \
sudo sed -i -e 's/while os.path.exists(X_LOCK_FILE_TEMPLATE % display):/#while os.path.exists(X_LOCK_FILE_TEMPLATE % display):/g' chrome-remote-desktop; \
sudo sed -i -e 's/display += 1/#display += 1/g' chrome-remote-desktop; \
sudo sed -i -e 's/self._launch_x_server(x_args)/#self._launch_x_server(x_args)/g' chrome-remote-desktop; \
sudo sed -i -e 's/self._launch_x_session()/#self._launch_x_session()\n display = self.get_unused_display_number()\n self.child_env["DISPLAY"] = ":%d" % display/g' chrome-remote-desktop; \
./chrome-remote-desktop --start

②「[sudo] **** のパスワード:」でパスワードを入力して「Enter」キーを押す。


Google Chromeの起動(初回のみ)

①端末で以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押す。

google-chrome

②「Google Chrome を既定のブラウザにする」と「使用統計データと障害レポートを Google に自動送信します」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックする。

私は通常はFirefoxを使っており、また余計なプライバシーを送信するのも嫌なので、このように設定している。

③「Google の最先端技術を活用したウェブ ブラウンジング」で「同期を有効にする…」ボタンをクリックする。

④「Chrome へのログイン」の「メールアドレスまたは電話番号」でメールアドレスを入力して「次へ」ボタンをクリックする。

⑤「パスワードを入力」でパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックする。

⑥「同期を有効にしますか?」で「オンにする」ボタンをクリックする。

ログアウトしない限り、次回以降、この手順は必要ない。

⑦ランチャー上の「Google Chrome」を右クリックする。

⑧「お気に入りに追加」をクリックする。

次回以降はランチャー上の「Google Chrome」をクリックして起動すればいい。


Chromeリモートデスクトップの起動

①Google Chromeのツールバーで「Chrome リモート デスクトップ」をクリックする。

②「リモート アクセスの設定」で「オンにする」ボタンをクリックする。

③「名前の選択」で「パソコンの名前を入力してください。」にパソコンの名前が入力されているのを確認して「次へ」ボタンをクリックする。

④「PIN の入力」で「新しい PIN を入力してください」に6桁以上の数字を入力する。

⑤「新しい PIN を再入力してください」に同じ数字を入力する。

⑥「起動」ボタンをクリックする。

「この端末」にパソコンの名前と「オンライン」が表示されていれば起動完了。「起動しています...」のまま止まっていても、起動している場合がある。

(注) このとき、リモート接続は有効になっている。一度有効になると、Google Chromeを閉じても接続し続けるし、Ubuntuを再起動しても自動でリモート接続するので注意。

セキュリティが気になるなら、使用後は「この端末」で「リモート接続を無効にする」ボタンをクリックして無効にしておく。再び有効にしたいときは②以降の手順を実行すればよい。


参考リンク

How to Install Chrome Remote Desktop on Ubuntu 18.04