13日の金曜日はなにか不吉なものを思い起こさせますが・・・。 今年はなんだか特別な一年のように思います。
2023=17*17*7
大学生のときになんとなく手にとって見た数秘術の専門書があるのですが、これがかなり本格的で、占いや賭け事などではなく伝統的に数がどのように神秘主義的に扱われてきたかということについて書かれてある本です。
そしてカバラとかでは7というのが実に不吉な数字であるということも有り、今年はなにか異常な年になるのではとちょっと怖い気分です。
ところで、12月18日というのは私にとって特別な日であり、ちょうど4年前の同じ日に現在のニーダーライター(Niederreiter)暗号の実装を開始した日です。
その時はもっと簡単にできると思っていましたが、オリジナルの研究に目処が立たなかったので、何かやらないといけないという焦りの中から実装が始まり、 数年かけてもまだ完全なコードにはなっていません。それはなにか宿命的なものとも思えます。
そして去年の同じ日に、2次元符号を使った暗号の開発を思いつき、それはまだ公開鍵か秘密鍵暗号かは定かではないですが、なにか新しいことが始まる兆しのようなものを感じざるを得ません。
この新しいテーマの開発が実りのあるものなのか、あるいは途中で破棄されるような儚いものなのかはしれませんが、今度もなにか新しい目標として生活の励みになってくれることを祈っています。
(とりあえず暗号が戦争に使われるようになるのが嫌なので、いつかは暗号をやらなくなる日が来るかもしれない。その時のために今から戦争とは無縁の学問分野を開拓する必要性を感じています。)