1. Internet Exploreのコンテキストメニューにメニューを追加する
Internet Exploreのコンテキストメニューにメニューを追加するには、レジストリを編集し、「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\MenuExt」以下にコンテキストメニューとして追加したいものを登録する。
例えば、「sample menu」をコンテキストメニューに追加するには「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\MenuExt」にキー「sample menu」を追加する。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\MenuExt\sample menu」には、下記表の値を設定する。
名前 | 種類 | データ |
---|---|---|
(既定) | REG_SZ | <<コンテキストメニューが選択された時に実行したいファイルのパス>> |
Contexts | REG_DWORD | <<コンテキストメニュー表示の設定>> |
- コンテキストメニューが選択された時に実行したいファイルのパス
- 例えは、「C:\temp\sample.html」を実行したい場合には、「file://C:\temp\sample.html」のように指定します。
- コンテキストメニュー表示の設定
-
画像を右クリックした時にコンテキストメニューに表示させるなどの設定がここでできます。
詳しくは参考URLを参照して下さい。
2. メニュー選択時に実行するファイルを用意する
1.で指定した呼び出されるファイルに、処理を記述します。
処理の記述に使用できる言語は、JavaScriptやVisual Basicなどです。
下記の処理を呼び出されるようにしておくと、JavaScriptのアラートで「Hello world」の文字列が画面に表示されます。
<script LANGUAGE="JavaScript" defer>
alert("Hello world");
</script>
この辺りの情報を見ると、ページ内の情報を解析して処理を行ったりなども出来そう。
JScriptを使用するとクリップボードの操作も出来ます。
表示中のページのURLをクリップボードにセットする例です。
<script LANGUAGE="JScript" defer>
clipboardData.setData("Text", external.menuArguments.top.document.URL);
</script>
参考URL
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa753589(v=vs.85).aspx
http://support.microsoft.com/kb/177241/ja
http://garafu.blogspot.jp/2013/05/ie_11.html