はじめに
『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の1話を見て「これ、Pythonで再現できるな」と思ったシーンがあるので、やってみました。
勢いで書き上げており、既出ネタであった場合は失礼しました。
動作環境
- macOS 10.14.4
- Python 3.7.3
インタラクティブシェルを使っています。
再現するシーン
ゲームにおける「アカウント」がわからず質問したお母さん。
「自身の解釈ではアカウントは何か」とたずねられ、「あ、あ、あ、あ」と「あ」を指折りカウントするシーン1です。
Pythonでやってみた
お母さんの「あ」の指折りカウントを再現してみます。
>>> ironna_a = ['あ', 'あ!', 'ア', 'ア!']
>>> for a in ironna_a:
... print(a)
...
あ
あ!
ア
ア!
繰り返しとprintで、「あ」の連呼(指折りカウントの様子)が再現できました!
関数にしてみた
>>> def account_ga_wakaranai_okaasan():
... ironna_a = ['あ', 'あ!', 'ア', 'ア!']
... for a in ironna_a:
... print(a)
...
>>> account_ga_wakaranai_okaasan()
あ
あ!
ア
ア!
これでいろんなところで、お母さんを呼び出せますね!
以上がお母さんの再現ですが、Pythonでは「あ」のカウントも再現できることに気づきました。
Pythonで「あ」をカウントしてみた
>>> ironna_a = ['あ', 'あ!', 'ア', 'ア!']
>>> ironna_a.count('あ')
1
Pythonのリスト2にはcountメソッドがあります
list.count(x)
リストでの x の出現回数を返します。
リストに含まれる「あ」(の数)をカウントしました。
Pythonで「あ」をカウントしてみた その2
リストについてカウントできるとわかったので、リストの変数名を工夫してみます。
>>> あ = ['あ', 'あ!', 'ア', 'ア!']
>>> あ.count('')
0
Python3系では日本語のようなマルチバイト文字も変数に使えます。
変数「あ」にリストを代入しました。
ドキュメント
https://docs.python.org/ja/3/reference/lexical_analysis.html#identifiers
解説記事
https://note.nkmk.me/python-identifier-naming-rule/
これがホントのあcount。
おあとがよろしいようで。
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天然設定なんですかね?かわいかったです ↩
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他の言語の「配列」に当たるかと思います。ドキュメントに即すと、リストは複数の値をまとめるのに使うデータ型の1つで、カンマで区切った値の並びを[]で囲って表します ref:https://docs.python.org/ja/3/tutorial/introduction.html#lists ↩