LoginSignup
5
6

More than 5 years have passed since last update.

Chromeエクステンションを作ろう:マニフェストファイル編

Last updated at Posted at 2015-09-14

説明で使用した拡張機能はこちらからインストールできます. 一人でも多くの方に利用いただければ幸いです.
ソースコードはこちらから閲覧できます.

マニフェストファイルとは

プラグインの名前やバージョン番号などのメタ情報を、json形式で定義します.
詳細は公式サイトを参照してください.

プラグインで使用した属性

属性 必須 設定値 説明
manifest_version yes 2 マニフェストファイル自体のバージョン番号です. 2を指定します.
name yes 適宜 プラグインの名前です. ※1
version yes 適宜 プラグインのバージョン番号です. ※1
description no 適宜 プラグインの説明です. ※1
icons no { "128": "images/icon-128.png" } プラグインのアイコンです.
16x16や48x48の指定が推奨されていますが、今回は128x128しか指定しませんでした. ※1
author no 適宜 プラグインの作者です. ※2
homepage_url no https://bitbucket.org/dhun-h/lazy-applicant-support 作者のホームページです. ※3
permissions no "storage" プラグインが必要とする権限です.
今回はストレージを利用するため指定しています.
content_scripts no { ... } コンテントスクリプト編で説明します
web_accessible_resources no [ ... ] コンテントスクリプト編で説明します
background no { ... } バックグラウンド編で説明します
content_security_policy no "..." バックグラウンド編で説明します
options_ui no { ... } オプション画面編で説明します
default_locale no "en" 国際化編で説明します

最低限の構成

Chrome拡張を作る際に、必須となるのはマニフェストファイルだけです.
極端な話、次のコマンドを実行すればそれはChrome拡張となります.

mkdir Example
cat <<EOF > Example/manifest.json
{
    "manifest_version": 2
   ,"name": "Example"
   ,"version": "1.0.0"
}
EOF
  1. Chrome起動
  2. 拡張機能タブを開く
  3. デベロッパーモード をチェック
  4. パッケージ化されていない拡張機能を読み込む... ボタンを押して、Exampleディレクトリを指定

なんの機能もありませんが、、、

コメント

公式サイトにあるように、マニフェストファイルにはコメントを含めることができます.

  • // comment
  • /* comment */

ただしjson形式としては不正になるため、JSON#parseはできなくなります.
⇒ このプラグインではmanifest.jsonを解析してバージョン番号を取得しているため、コメントは利用していません

説明で紹介したプラグインのソースコード

5
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
6