概要
コマンドプロンプトやbatファイル内でコマンドを叩く時に、コマンドをよく忘れるのでメモも含めてまとめます。
調べた内容はこの記事にどんどん追記で追加していく予定です。
コマンド一覧
文字列を出力
まずは基礎的なコマンド。
コマンドプロンプト
echo 出力したい文字列
例:Helloを出力する
コマンドプロンプト
echo Hello
出力結果
Hello
指定されたディレクトリに移動
コマンドプロンプト
cd 指定のディレクトリのパス
例:カレントディレクトリからDocumentに移動
コマンドプロンプト
cd Document
例:カレントディレクトリからDocumentの中にあるSampleディレクトリに移動
コマンドプロンプト
cd Document/Sample
例:カレントディレクトリから1階層上のDocumentに移動
コマンドプロンプト
cd ../Document
ヘルプを見る
コマンド名 /?
試しにcdを見てみます。
出力結果
cd /?
現在のディレクトリを変更したり、ディレクトリ名を変更したりします。
CHDIR [/D] [ドライブ:][パス]
CHDIR [..]
CD [/D] [ドライブ:][パス]
CD [..]
.. 親ディレクトリに変更するときに指定します。
CD ドライブ: と入力すると指定されたドライブの現在のディレクトリが表示
されます。パラメーターを指定しないで CD と入力すると、現在のドライブと
ディレクトリが表示されます。
現在のディレクトリだけでなく、現在のドライブも変更するには /D オプショ
ンを使用してください。
コマンド拡張機能を有効にすると、CHDIR は次のように変更されます:
現在のディレクトリの文字列に入力された大文字と小文字は、ディスク上の名前
と同じになるように変換されます。たとえば、ディスク上のディレクトリ名が
Temp である場合、CD C:\TEMP と入力すると、現在のディレクトリは C:\Temp に設定されます。
CHDIR コマンドは空白を区切り文字として扱わなくなるため、空白文字を
含むサブディレクトリ名を引用符で囲まなくても、CD を実行して
にそのサブディレクトリに移動できるようになります。たとえば、
cd \winnt\profiles\username\programs\start menu
引数を受け取る
渡された引数は「%1 から %9までの変数」として保存される。
引数10個以上はshiftを使う。
例 1,2つ目の引数を受け取って出力する
コマンドプロンプト
set_test.bat Hello World
set_test.bat
echo %1 %2
出力結果
Hello World
指定されたプログラムまたはコマンドを開く
コマンドプロンプト
start プログラム/コマンドのパス
ファイルをコピー
コマンドプロンプト
copy コピーしたいファイルのパス コピー先のパス
例:test.txtをDocumentディレクトリにコピーする
コマンドプロンプト
copy test.txt Document\
ファイルをディレクトリごとコピーする
コマンドプロンプト
xcopy オプション コピー元のディレクトリ コピー先のディレクトリ
試しにDocumentフォルダにあるSampleフォルダをCopyフォルダにコピーします
コマンドプロンプト
xcopy Document\Sample Document\Copy