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技術書典3で同人誌完売した3つのセールストーク

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先輩エンジニアサーチ.PNG

はじめまして。加藤泰明です。
本業はインフラエンジニアですが、Webサービス作り隊という技術系同人誌サークルを運営しています。
技術書典3では、私が個人開発した転職支援系マッチングサービス「先輩エンジニアサーチ」がリリース後3ヶ月経ってもアクティブユーザーゼロだった失敗経験をまとめたマッチングサービスを開発したら大失敗したのでその理由を解説してみたという同人誌を頒布しました。
(ぜひリンクをクリックしてください)

さて、この先輩エンジニアサーチは、最短でリリースするためにWordPressで開発したのですが、技術書典3ではそれが仇となりました。

というのも、技術書典3は、WordPressについての同人誌は私以外皆無で、参加者の購買意欲を全くそそらないジャンルだったのです。

案の定、他のサークルは開始早々売れていくのに、私のブースには誰も立ち寄らない………。

そんな状況で、起死回生を狙って使ったのが、これからご紹介する3つのセールストークです。

おかげさまで、終了間際に完売することができました。

セールストークでは「つかみ」と「差別化」と「未来像」を語る

つかみ:「3ヶ月経ってもスパムからしか登録がなかったWebサービス開発の失敗体験をまとめました」

まずは、つかみとなるこのセールストークを、ブースに座りながら通りかかる参加者に語り掛けます。

これを言った瞬間、通りかかった人は約70%の人がクスッと笑ってくださったり、「それは辛いですね」と反応を返してくださいました。

反応が返ってくる場合、見本誌がありますよとオススメすると、高確率で手に取って読んでくださるので、見本誌を読んでいただきながら、つかみとなるトークの具体的な説明につなげます。

「ユーザー登録されたアカウントがどうみてもスパムっぽいんです」
「日本国外からのアクセスの方が多くて、アクセス解析すると明らかにアタック目的っぽいんです」
「私1人でビジネスモデルや課金方法を考え、Webサービスを企画・開発・運営したのですが、ここまで結果が出ていないとなると、全ての段階でしくじっているからだと感じました」
「各段階でのしくじった原因とその解決策を1冊にまとめたのがこの同人誌です」

とお伝えすることで、著者は何をしている人なのかこの同人誌は何について書かれたものなのかが完結に伝わるようにしました。

差別化:「Webサービスの企画・開発・運用の方法と、個人開発で陥るあらゆる失敗原因とその回避方法が1冊にまとまっています」

次に、見本誌を読んでくださっている方々に、私の同人誌が、他の人が書いたWebサービスについての記事等とは違う点について説明しました。

「個人でWebサービスを開発しました」というブログやQiitaの記事をネット上で見かけることがあります。
そのような情報は、開発手法(MVPなど)や使用した言語・フレームワーク等、開発段階について書かれたものが中心で、ビジネスモデルの作り方や、実際にリリースした後の話は書かれていないことが多い印象です。

また、IT企業が提供していて大きな売り上げを上げているWebサービス等の成功事例もネット上で見かけますが、失敗事例について書かれた記事はほぼ皆無な印象です。
(せせりさんのこの記事等、失敗事例の情報は全くないわけではないが極めて少ない)

そのため、私の同人誌は、Webサービスの企画(ビジネスモデル、マネタイズ方法の立案含む)・開発・運用方法を一気通貫で解説しているかつ各段階で陥る失敗原因が網羅的にまとめていることが、Webサービスについて書かれた他の記事等にはない価値であると考え、執筆していたので、それを伝えました。

未来像:「この1冊を読むだけで、失敗せずにWebサービスが企画・開発・運営できるようになります」

前述のとおり、私はWebサービスの企画(ビジネスモデル、マネタイズ方法の立案含む)・開発・運用方法を一気通貫で解説しているかつ各段階で陥る失敗原因が網羅的にまとめていることがこの同人誌の価値であると考えて執筆しました。

そのため、この同人誌を読むと読者はこうなれますという、読了後の未来像をお伝えするようにしました。

どういう方が購入してくださったのか

私と同じようにWebサービスを個人で開発されている方や、会社でWebサービスを開発されている方がご購入された印象です。

購入された方のお話を聴いた限り、ネット上ではあまり出回っていない「失敗談」を書いている点がご評価いただけたのだと感じます。

自分の好き・得意な技術について語りたくなるのがエンジニアの性で、特に技術系同人誌はその傾向が顕著だと思うので、私のようにマーケティングの観点から競合にはない価値を分析して執筆内容を組み立てて頒布しようとした人はいないのではと感じます。

私自身は卒業した大学の学部が商学部で、マーケティングや会計が専門だったので、それを強みに、同人誌を今後も書いていこうと思います。

curryperformer-kato
インフラエンジニア(5年目)。BOOTHでWebアプリ開発やセキュリティの同人誌を頒布中。
https://webservice.booth.pm/
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