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WordPressでマッチングサービスを3日で作ってリリースした話

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2017年7月13日に、現役エンジニアと、IT業界未経験からエンジニアに転職したい人をマッチングするサービスをリリースしました。

先輩エンジニアサーチ.png

先輩エンジニアサーチ

2017年7月11日に開発を開始したので、実質3日間で開発からリリースまで行うことができました。

PHPのコードを1行も書くことなく、プラグインだけで必要な機能を実装しましたので、エンジニアではない方でも簡単にできます。

今回は、マッチングサービスの作り方と、その運営をしている中でぶつかった課題についてご紹介します。

ちなみに、先輩エンジニアサーチを開発するための前提知識・スキルを身につけるために、ノンエンジニアがマッチングサービスを作るための日帰り強化合宿に参加しました。

先輩エンジニアサーチの開発に用いた知識・スキルは、この合宿で身につけたものですので、マッチングサービスを開発する知識・スキルをすぐに身につけたいという方は、参加されることをおすすめします。

0.なぜWordPressで開発しようと考えたのか

詳しくは後述していますが、私は、Dive into CodeというプログラミングスクールでRuby on Railsを学んでいますし、「オリジナルWebアプリケーション開発」がカリキュラムの中にあるので、BootStrapを使ってデザインしつつRuby on Railsでマッチングサービスを作成するのが個人的には都合がよかったです。

Dive into Codeの諸先輩方がマッチングサービスを開発した事例が多数ありますので、アドバイスもいただけますし。

それでもあえて、WordPressで開発したのは、以下の理由からでした。

  • ニーズが存在するかをすばやく確認したい&コスト・時間の節約のために、最短の期間で最小機能のみでリリースしたかったから。

マッチングサービスに限らず、Webサービスは全般的に、リリースしてみないとヒットするかどうかわからない(需要予測はある程度できますが)ものだと感じています。

がっつり工数をかけて高機能なWebサービスをリリースして失敗するより、最短の期間で、最小機能のみでリリースして市場の反応をみた方が、失敗だった時にダメージが少ないと感じました。

そして、リリースしてみて失敗だったとわかったなら、失敗の理由を反映した別のサービスをさっさと出して(十分企画を練った上でですが)、また反応を見つつ改善して別のサービスを出して……を繰り返すことで、爆速でPDCAサイクルを回し、ヒットする確立をあげていく考えでいます。

それをするのに都合がよいのか、マッチングサービスに必要な最低限の機能がプラグインで簡単に実装できるのでお金も工数がかからない、WordPressだったというわけです。

  • 全てをWebサービス化すると、登録者の声が聞こえないので、人力で運用する部分を残したかったから

Dive into Codeの諸先輩方のマッチングサービスでは、登録者(マッチングする対象の、専門家とユーザの総称。以下「登録者」)のマッチングに関するあらゆることが全てWeb上で完結できるようにしているものもあるようです。

私は、それが理想的だと感じますが、そうしてしまうと、登録者とサービス運営者側との接点がなくなり、登録者の生の声が聞こえなくなる恐れがあると感じています。

そのため、私は、マッチングは人力で行うこととし、マッチングの過程で運営事務局側が専門家とユーザ双方とがっつりコミュニケーションを取り、ニーズや疑問点等を拾い上げる形としました。

そのため、先輩エンジニアサーチでは、「ログイン機能」と「先輩エンジニアを検索する機能」と「申し込みフォーム」くらいしか必要がないため、それらがプラグインで簡単に実装できるWordPressで開発しました。

1.ビジネスモデルの構築

コンセプト

先輩エンジニアサーチは、現役で活躍する先輩エンジニアが、IT業界未経験からエンジニアを目指す方をマッチングし、先輩エンジニアに転職活動の相談できる機会を提供するサービスです。

経験豊富で、かつ、若手育成に熱心な先輩エンジニアが、ナナメの関係(職場の上司等の利害関係のある者でなく、自分と同じIT業界未経験者ではない、ちょっと先を行く憧れのお兄さん・お姉さん的立場)から優しく相談にのってくれるので、転職活動が効率的に進められますし、モチベーションが高まります。

マッチングの仕組み

ユーザー(お金を支払って、転職活動の相談を行う方の総称)は、まずは、複数人いる先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)の一覧ページにアクセスし、顔写真や経験・スキル等が記された先輩エンジニアのプロフィールページを確認します。

その後、ユーザーは、自分が相談したいなと感じた先輩エンジニアを指名したのち、先輩エンジニアが各々定めたサービス利用料金を入金します。
(先輩エンジニアに代わって、運営事務局がサービス利用料金の請求と入金確認を行います)

入金確認後、運営事務局が、ユーザーが指名した先輩エンジニアに直接相談できる、非公開のSNSグループにご招待します。

有効期間内であれば、あなたの好きな時間に好きな回数だけ相談することができます。
(個別に相談したいことは、1対1で相談できるようになっています)

また、同じ先輩エンジニアを指名して相談している転職活動仲間が非公開のSNSグループ内にいますので、応援しあいながら一緒に転職活動を頑張る仲間ができます。

非公開のSNSグループ登録後はユーザーと先輩エンジニアが直接やりとりできるようになりますが、それ以前は、先輩エンジニアサーチ運営事務局(以下、「運営事務局」)が人力で対応します。

運営事務局が行うのは、入金確認や非公開のSNSグループへの招待以外ですと、以下の通りです。

  • 登録を希望するユーザーや先輩エンジニアに対して、利用規約に基づいた審査を行う
  • 先輩エンジニアが指名されやすいようにプロフィール作成方法等のアドバイスを行う
  • 先輩エンジニアがユーザーに対してよりよいサポートが行えるよう、研修等を提供
  • ユーザーの転職活動状況のヒアリング等を行う
  • その他必要に応じたサポートや質問・お問い合わせへの回答等を行う

マッチングサービスを開発しようと考えた経緯と想い

私は、法人営業職等を経て、27歳のときにエンジニア(インフラ基盤)に転職しました。

リナックスアカデミーというスクールでLinuxやCiscoルーター/スイッチの操作方法等を学び、LPICレベル1を取得した結果、転職することが出来て、サーバの運用保守からスタートした背景があります。

そして2017年4月からDive into Codeというプログラミングスクールで、Ruby on Railsを使ったWebアプリケーション開発を学んでいます。

Dive into Codeの受講生の中には、IT業界未経験だけど、Webアプリケーション開発エンジニアへの転職を目指している方々が多数おり、彼ら彼女らが、日々課題提出と転職活動を頑張っている姿を見てきました。

私のようなインフラ基盤エンジニアは、CCNAやLPICに合格していればIT業界未経験からでも転職しやすいですし、パーソルテクノロジースタッフ株式会社のキャリアチェンジプログラムU_29のような仕組みもあります。

しかし、Webアプリケーション開発エンジニアへの転職は、インフラ基盤よりも、求められるスキルの深さ・広さや実務経験に準ずる経験値が高い傾向にあり、U_29のような仕組みも少ないので、転職活動は簡単ではないと感じています。

Dive into Codeはレバレジーズ社等と提携していますし、受講生限定の求人に応募することも可能です。
SECONDTEAMという仕組みで受託開発経験がつめますし、チーム開発もカリキュラムの中で経験しますが、それらの支援や仕組みがあったとしても、IT業界未経験からの転職の場合は、簡単にはいかないようです。

そこで、以前の私のようにIT業界未経験からエンジニアになろうとしているDive into Codeの受講生、ひいては、IT業界未経験からエンジニアになろうと転職活動を頑張る日本中の方々のサポートができる仕組みを構築したいと考えて、先輩エンジニアサーチを開発しました。

マッチングしたい方々を集める方法

先輩エンジニアサーチでマッチングしたいのは、ユーザー(お金を支払って、転職活動の相談を行う方の総称)と先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)になります。

どちらも、私の身近にいる方々が候補になると考えています。

ユーザーは、リナックスアカデミーやDive into Codeの受講生・卒業生でエンジニアに転職したい方か、私が主催している未経験からrailsエンジニアを目指すもくもく会の参加者が候補となるので、個別に声掛けする所存です。

また、先輩エンジニアは、connpassなどで募集されている勉強会等で知り合ったエンジニアがいるので、個別に声掛けする所存です。

マネタイズする方法

運営事務局の収益は、先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)が、自身が提供するサービス(転職相談にのる)の利用料金の10%を、手数料としていただくのみです。

よく、IT業界未経験から転職したい方の相談に対面でのるサービスがありますが、あれは人材業界の企業、もしくは、人材業界の企業の提供する人材サービスに登録させた人数に応じてマージンがもらえるエージェントが主催していることが多く、結果として相談後に自社の人材サービスへの登録を促されることになるので、個人的には好きじゃありません。

その人材サービスに登録させることありきで相談にのることになるので、本当にその相談者のためになるのかという視点が欠落していると感じるからです。
相談とうたっているのに、腹の中では登録をさせようとたくらむ姿勢も好きではありません。

そのような思いもあり、手数料のみを収益源とするこのモデルにしています。

また、先輩エンジニアが各々、自身が提供するサービス(転職相談にのる)の利用料金を決められる仕組みは、サービスの質やニーズが、先輩エンジニアとして登録される方々のもつ経験・スキル・知名度の差によって大きく差が出るであろうと感じたためです。

例えば、Dive into CodeでRubyやRuby on Railsを学んでいる段階の私の料金と、ギーク女優の池澤あやかさんの料金は異なってしかるべきと思いますし、私よりも池澤あやかさんに相談したい人が多いと思いますので、その分池澤あやかさんの料金が需要に応じて高く設定されるのが正しいビジネスの形だと感じます。

組織

現時点では、全て私ですが、「いま、私はどの役割の仕事をしているのか」を意識していると、今後、仕事を私から別の方に依頼するときにスムーズにいきます。

  • 社長 … 私
  • 営業 … 私
  • マーケティング … 私
    • 販売促進 … 私
    • KPI分析 … 私
  • 技術
    • プロジェクトマネージャー … 私
    • ディレクター … 私
    • フロントエンド … 私
    • Webアプリケーション開発 … 私
    • インフラ … 私
    • セキュリティ … 私
  • カスタマーサービス … 私
  • 品質管理・品質保証 … 私
  • 総務 … 私
  • 経理 … 私
  • 法務 … 私
  • 広報 … 私

2.開発

開発基本方針

リリースファースト

私は「答えは自分の中にはない。市場にある。」という持論があります。
そのため、とにかくスピード優先で開発し、とっととリリースして、市場の反応を確かめながら改善することで、PDCAサイクルを回していって先輩エンジニアサーチを成長させていこうと考え、3日以内でリリースすることを決めました。

ちなみに、前述の持論は、カレーパフォーマー加藤という名義でカレー専門家としての活動(Webメディアへの寄稿や料理教室開催・ケータリング等)もしている中で生まれました。

まさか、その活動がTVや雑誌に取り上げられたりするとは思っていませんでしたし、市場のニーズというのは露出(リリース)してみないとわからないものだなと感じる機会となりました。

用意した環境とコスト

XSERVER X10(スタンダード)プラン

契約期間:3ヶ月
初期費用:3,000円+消費税240円
ご利用料金:(1,200円+消費税96円)×3ヶ月
合計:6,600円(税込7,128円)

レンタルサーバを使うことで、WordPressを公開するために必要なサーバを素早く用意することができます。

今回使用するレンタルサーバは、WordPressの自動インストールや独自SSL(HTTPSによる通信)の自動設定ができ、私が過去に使用した経験のあるXSERVERとしました。

先輩エンジニアサーチがサービスとして大きく成長するかは、リリースしてみないとわからない部分もあるので、基本的にはコストをかけず、かつ、失敗した場合は撤退しやすいように、最短の契約期間で始めました。

お名前.com 独自ドメイン

ドメイン名:senpai-engineer-search.tokyo
登録年数:1年
.tokyo 1年登録×1:107円(税込)
Whois情報公開代行×1:0円
合計:107円(税込)

オリジナルのWebアプリケーションやサービスを公開するなら、独自ドメインの設定は必須です。

先輩エンジニアサーチがサービスとして大きく成長するかは、リリースしてみないとわからない部分もあるので、基本的にはコストをかけず、かつ、失敗した場合は撤退しやすいように、登録料が一番安い金額のドメイン(.tokyo)で始めました。

使用したテーマ

  • OnePress

使用したプラグイン(一部)

  • Cool Tag Cloud
  • Pods
  • WP Multibyte Patch
  • WP-Menbers
  • Custom Post Type Permalinks
  • footer-putter
  • Archivist - Custom Archive Templates

さらに機能を追加したい場合は、WordPressはプラグインが豊富にあるので、スクラッチで開発するよりも、自分がやりたいことが実現できそうなプラグインを探す方がおすすめです。

プログラムができない僕でもWebサービスが作れる!WordPressプラグイン30選

1日目

コンセプトやビジネスモデルを考え、言語化する

「1.ビジネスモデルの構築」に記載した内容を考え、文字に起こしました。

マッチングサービスの骨子を構築する

前述のノンエンジニアがマッチングサービスを作るための日帰り強化合宿で構築した、研修用のマッチングサービスを、XSERVER上に再度構築します。

まずは、XSERVERにWordPressを自動インストールします。
インストールURLは、自分が開発する予定のマッチングサービスのもの(senpai-engineer-search)を入力します。

その後、前述のプラグインを順番にインストールし、設定を行っていきます。

お名前.comで独自ドメインを取得

お名前.comで、senpai-engineer-search.tokyoを取得します。

「お名前.com 独自ドメイン 取得」などでGoogle検索すると、手順を詳細に記したサイトが見つかるので、それを参考に行いました。

2日目

マッチングサービスをアレンジする

前述のノンエンジニアがマッチングサービスを作るための日帰り強化合宿で構築した、研修用のマッチングサービスの設定や固定ページの内容を、先輩エンジニアサーチのものに変更していきます。

無料でかつ商用利用可能な画像を用意する

LIGの【2016年版】全部無料!商用利用可能なフリー写真素材サイトまとめ23選+1を見て、PAKUTASO写真ACで提供されている画像に目を通し、先輩エンジニアサーチのイメージに合いそうなものを入手しました。

テストマーケティングを行う

マッチングするのは、ユーザー(お金を支払って、転職活動の相談を行う方の総称)と先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)なので、それぞれの属性に近い私の知り合いに、検証環境にある先輩エンジニアサーチを見ていただき、意見をもらいました。

ユーザー側:Dive into Codeの受講生

「先輩エンジニア」がきちんとしたスキルを持っているかどうかは、運営事務局が責任を持つ、というスタンスなのでしょうか?

先輩エンジニア側:フリーランスのRailsエンジニア

先輩エンジニアのインセンティブ設計が肝。
転職相談にのった実績が可視化されて、信用として蓄積されるのが大事。
例えば、蓄積が多いほど、丁寧なサポートを行っているということの対外的な証明になり、転職や評価に有利に働くなど。

3日目

「特定商取引法に基づく表記」が必要かを調査する

先輩エンジニアサーチが提供しているサービスは、利用規約第7条において「当事務局は、本サービスにおいて、ユーザーと、先輩エンジニアとのマッチングを補助し、先輩エンジニアからユーザーへの転職活動の相談およびその回答を円滑化するプラットフォームを提供します。」と定めています。

運営事務局側が行うのは、具体的には以下のことを行います。

  • 先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)を先輩エンジニアサーチ内で紹介し、ユーザー(お金を支払って、転職活動の相談を行う方の総称)とマッチングする
  • 先輩エンジニアが各々定めた自分のサービス利用料金を、先輩エンジニアに代わってユーザーに請求する
  • ユーザーから入金された金額のうち、所定の手数料(10%)と振込手数料を差し引いた金額を先輩エンジニアの銀行口座に入金する
  • 先輩エンジニアが、ユーザーに対して、ユーザーの転職活動の相談にのるというサービスを行うためのプラットフォーム(非公開のSNSグループ)を提供する

このようなサービス形態は特定商取引法の対象となる、特定商取引法に規定される7つの取引類型(訪問販売・通信販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入)に該当するのかを、特定商取引ガイドを用いて調査しました。

先輩エンジニアサーチは、先輩エンジニアがユーザーに対してサービスを行うためのプラットフォーム提供と、先輩エンジニアが設定したサービス利用料金の請求・回収の代行を行うもので、商品を直接販売しておりません。

そのため、特定商取引法に規定される7つの取引類型には直接該当しないと考えられますが、特定商取引法に基づく表記に準じた表記を「運営事務局について」という固定ページとして作成しました。

利用規約・プライバシーポリシー・運営事務局についてを記した固定ページを作成

利用規約は、まずは私が利用しているマッチングサービスの利用規約を確認し、その利用規約の項目を洗い出しました。
その後、洗い出した項目について、先輩エンジニアサーチの場合はどういう内容にするかを考え、文章にして作成しました。
作成後は、抜け漏れや矛盾等がないか、複数回セルフレビューを行いました。

プライバシーポリシーは、「プライバシーポリシー 雛形」でGoogle検索すると、ひな形を公開しているサイトがありますので、その雛形を参考に作成しました。

運営事務局についての説明ページについては、特定商取引法に基づく表記として必要な内容のうち、私の電話番号と住所以外の内容を記載しました。
調査した結果、特定商取引法に基づく表記自体は必要なさそうですが、安心して先輩エンジニアサーチを利用していただくには、それに準ずる表記は必要と感じたので記載しています。

利用規約・プライバシーポリシー・運営事務局について記した固定ページをフッターに追加する

footer-putterによって作成したフッターで、利用規約・プライバシーポリシー・運営事務局についてを記した固定ページのリンクを表示する設定を行います。

独自ドメイン設定

お名前.comで取得した独自ドメイン(senpai-engineer-search.tokyo)を、XSERVER上のWordPressで使用できるようにします。

SSL設定

先輩エンジニアサーチには、ログインページやユーザー登録ページが存在するため、HTTPS通信が行えるように設定します。

XSERVERでは、SSL証明書等を用意しなくても、無料の独自SSLを利用することでHTTPS通信が実現できるので、それを利用します。

「XSERVER SSL WordPress」でGoogle検索すると、XSERVERの無料独自SSLでWordPressをHTTPS化する方法を記したサイトが見つかりますので、それを参考に設定します。

動作確認

正常に画面が表示できるか、各ページに遷移できるか、ログインや申し込みフォームからの申し込みが正常にできるか等、動作確認を行って問題がないことを確認。

公開(リリース)

WordPressのダッシュボード左端にある「設定」の中の「表示設定」をクリックします。

「表示設定」の中の「検索エンジンでの表示」の右横にチェックボックスと「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」があります。

開発中は、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックボックスにチェックを入れておくのがお作法ですが、リリース時にはチェックボックスのチェックを外します。

これで公開(リリース)完了です。

3.運用とサービス改善

テストマーケティングで指摘された課題の解決

「先輩エンジニア」がきちんとしたスキルを持っているかどうかは、運営事務局が責任を持つ、というスタンスなのでしょうか?

先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)の実務に関するスキルについては、運営事務局側で責任を持つ考えはありません。

なぜなら、先輩エンジニアサーチを通じて実現したい価値は「転職の成功」のため、現時点で実務に関するスキルは有していなくても、IT業界未経験から転職を成功させた方にも、ぜひ先輩エンジニアとして登録してほしいと考えているからです。

そのうえで、登録を希望される先輩エンジニアが、育成スキルを持つ方もしくはその素質を持つ方であるかについては、運営事務局側で責任を持つ考えです。

なお、育成スキルとは、以下のようなものです。
「IT業界未経験者の目線に立って、彼ら彼女らが理解できるレベルまでかみ砕いて説明できる」
「知識やスキル等が不足していることを許容して、優しく丁寧に接せられる」
「転職活動でつらい目にあったとき、モチベーションアップや勇気付けが適切に行える」
「彼ら彼女らのレベルを見極め、常に少しだけハードルの高い(ストレッチした)課題を提供できる」

素晴らしい実務に関するスキルをお持ちでも、ユーザーの心を折るようなコミュニケーションを取る方や、ググれカスのようなアドバイスしかしない方は、先輩エンジニアとしての登録をお断りします。

先輩エンジニアのインセンティブ設計が肝。

この必要性は強く感じており、直ちに設計を開始します。

リリース後の市場の反応

リリース後は、私のSNSでシェアを行い、Dive into Codeの受講生にもお披露目しました。

ぶっちゃけますと、リリースから1日経過した現段階では「本格的なサイトですね!」「このようなサービスを形にできること自体、尊敬致します」という反応を友人やDive into Codeの受講生からいただくくらいで、実際に登録して利用された方はゼロです。

「今年はめっちゃチョコもらえるかも」と期待して、意気揚々と2/14に登校したら1つもチョコがもらえなかった、高校時代の苦い経験を思い出しました。

ユーザー獲得に向けてやっていくこと

ユーザー(お金を支払って、転職活動の相談を行う方の総称)と先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)それぞれが、より利用しやすくするための機能改善や、先輩エンジニアサーチ自体の知名度向上を行っていきます。

知名度向上については、以下の方法を考えています。

  • Facebook広告などを利用して告知を行う
  • サービス内に設置したブログに記事を投稿し、「転職」等のキーワードでGoogle検索したとき上位表示される記事を作成する
  • 小冊子等がダウンロードできるようにするなど、サービスにアクセスしたくなる特典を用意する

そして何よりも、【私自身がこのサービスをやる必然性や専門性がない】ところに課題があると考えています。

例えば、リクルートやインテリジェンスなど、転職支援を行う大手総合人材サービス企業が運営するならこのようなマッチングサービスをやる納得感がありますし、ノウハウも相当あると思うので、利用したくもなります。

また、paiza開発日誌でITエンジニアの転職に関する情報発信をしているギノ株式会社がこのようなマッチングサービスをやるのなら、ノウハウも豊富ですし、既にPAIZAのユーザーやブログ読者もいますので、スムーズに立ち上がることでしょう。

それに対して、私は自分の転職経験くらいしかないので、私自身がこのサービスを行う必然性や専門性も薄く、よほど工夫しないと、利用してみようと感じていただけないと感じます。

そもそも、マッチングサービスというビジネスモデル自体が参入障壁が低いので、ユーザー獲得だけを進めても、リクルート等の大手企業が、似たようなマッチングサービスを展開して参入されたらユーザーが流れて十中八九負けますし。

そこで、私自身がこのサービスをやる必然性や専門性を作るとともに、先輩エンジニアサーチ独自の優位性を作り、競合が出現しても勝てる状況にします。

先輩エンジニアが登録するためには仕組み作りが必要だと気づかなかった

正直、マッチングするためのプラットフォームさえ存在すれば、ニーズがあるのなら、マッチングの対象となる専門家(※)に対して、登録してもらいやすくするための何かしらの仕組みを運営事務局側が用意しなくても、自発的に登録してくれて、自動的に登録者数は増えていくものだと思っていました。

(※)先輩エンジニアサーチの場合は、先輩エンジニア(お金を受け取って、転職活動の相談にのる方の総称)を指す。

しかし、TimeTicket運営の大底さんのチケットを拝見していると、以下の記載が目に入りました。

そんな中で多くの人と会い、タイムチケットの事を話すと
「どうやって申し込めば良いの?」
「どんなチケットが人気なの?」
「どんなチケットが私には売れるの?」
「自分には売れるスキルなんてないし…」
と、興味はあってもタイムチケットで自分のスキルを売ることに対して二の足を踏んでいる方がまだまだ多くおられることを実感しました。

これと同じ疑問は、先輩エンジニアサーチにおける先輩エンジニア(として登録することに興味がある方)も、同じように抱えていると感じました。

事前に、マッチングしたい対象の専門家がつまづく、もしくは疑問に思うであろう点を、事前に想定しきれていなかったのは、失敗でした。

そこで、タイムチケットの使い方や、
あなたの強み、得意なことを見つけてチケットにする方法
をお伝えできればと思い、このチケットを
作成することにしました!

そして、このような仕組み(TimeTicketの場合は、大底さんがチケットになり得る「強み」や「売れるスキル」の発掘をお手伝いする)が、先輩エンジニアサーチでも必要であると感じました。

※先輩エンジニアサーチの場合は、先輩エンジニア(として登録することに興味がある方)の「強み」や「ユーザーに指名されるスキル」の発掘を運営事務局側がお手伝いする。

これに関しては、早急に先輩エンジニアサーチでも用意します。

自分もWebサービスを開発したいと感じたら

世の中には、WordPressでWebサービスを作られた先人がたくさんいますので、それを参考にしましょう。

WordPressでWebサービス作ったよ!のまとめ

また、WordPress以外で開発する場合、例えばRuby on Rails チュートリアルを完遂すると開発できるSNSのクローンアプリに、自分が追加したい機能を追加しながら改良していくことで、プログラミング未経験からでも開発できると思います。