gulpを使ってNODE_ENVで出力を分ける

developmentの時だけ必要なものとか、productionの時だけ必要なものとかあったりするのはよくあること。

NODE_ENVの内容によって特定の場所の出力内容を変える、というのを試してみた。

準備

gulp-preprocessのインストール

gulp-preprocessを使うのでインストールする。

$ npm install --save-dev gulp-preprocess

gulpfileの編集

gulpfileでは、preprocessを適当なタイミングで読んであげるようにする。

gulpfile.coffee

preprocess = require 'gulp-preprocess'

gulp.task 'coffee', () ->
  gulp.src 'src/js/**/*.coffee'
    .pipe preprocess()
    .pipe coffee()
    .pipe gulp.dest('dist/js')

使う

コードにNODE_ENVごとの処理を書く

基本的に@ifと@endifで囲む。

@ifの後に分岐の判定を書くんだけど、==じゃなくて=なのが注意。

hello_world.coffee

console.log 'Hello World.'
# @if NODE_ENV='development'
console.log 'I am debug mode.'
# @endif

タスクの実行

あとはgulpでタスクを実行するときにNODE_ENVを指定すれば、その時々で条件ごとに出力内容が変わる。

$ NODE_ENV=production gulp coffee